大ヒットして実写映画化もされたギャグ漫画「デトロイト・メタル・シティ」。 連載期間は2005年から2010年と、既に15年前の漫画ですし、昨今の漫画家と比べてしまうと画力が気になることも事実ですが、改めて読み返すと主人公・根岸のクズっぷりには時代を超えた何かを感じずにはいられません。 定期的にTwitter等でも話題になる根岸のヤバさについて、特に印象的な描写を中心に、自分用のメモを兼ねて考察をまとめておこうと思います。 作品に対する誤解 作品の主人公である根岸崇一は、デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」でギターボーカルを務めるフロントマンです。 冒頭にも書きましたが、この根岸はクズです。 本気で引くレベルのクズです。 そして、勘違いしてはいけない重要なポイントが、「ヨハネ・クラウザーⅡ世こと根岸」とかではない根岸本人が常軌を逸したクズであるという点です。 デトロイト・