ウクライナ北東部ハルキウ州イジューム近郊で、乗り捨てられたロシア軍の戦車(2022年9月16日撮影)。(c)Juan BARRETO / AFP 【9月17日 AFP】戦争は机上で計画されるが、現場で戦われる。ウクライナ侵攻をめぐるロシア軍の戦略的な誤りは、特に兵卒の統制が不十分であることを示している。 ロシアが2月24日に侵攻を開始した当初、多くの兵士がその目的を明確に把握しておらず、中には単なる演習のために招集されたと思っていた兵士もいたことが示唆されていた。そして半年が経過した今も、西側諸国の専門家は、ロシア軍が虚偽と腐敗にまみれ、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とその側近が聞きたがっていることを伝えるのに必死だとみている。 エルサレム安全保障戦略研究所(JISS)のアレクサンダー・グリンバーグ(Alexander Grinberg)氏は、「プーチン氏は非