先日、久しぶりに旧知の歴史書・学術書出版社編集者数名と痛飲しました(メンバーは、私と同世代およびもう少し若い世代)。 本づくりの悩みや最近の著者の傾向など、同業者でないと分からないディープな事を話し合えて本当に楽しかった。 一人だと色々と考えすぎて悩むことが多いのですが、こうして仲間たちと話すと気分が晴れますし、「他社ではそうやっているのか~」と勉強になることもしばしば。 学術書編集者の世界は、もともと出版社同士で交流することが少ないので、こうして有志で集まって情報交換とバカ話に興じるのも大事かと思います。 できれば、こういう編集者同士で勉強会をやってというのが好ましいわけですが、歴史編集者懇談会(歴編懇)を私は辞めてしまったし、歴編懇自体も長らく開店休業状態のようなので、なかなか難しい。 みんな忙しいので、定期的にそういう機会を作るのが大変なのは分かりますけど、編集者同士での仲間意識があ