書類送検されたパティシエが売っていたケーキ。「鬼滅の刃」のキャラクターをチョコレートで作っていた。価格は1万3千~1万5千円だった=警視庁提供 人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターをケーキに描いて売っていたパティシエを、警視庁が著作権法違反容疑で書類送検した。アニメキャラをあしらったケーキを売る店は各地にある。なぜ摘発に至ったのか。 【写真】書類送検されたパティシエが売っていたケーキ。「鬼滅の刃」のキャラクターをチョコレートで作製していた。価格は1万3千~1万5千円だった=警視庁提供 今月上旬に書類送検されたのは、店舗を持たずにウェブ上で客を募っていた東京都渋谷区のパティシエの女(34)。 警視庁向島署によると、送検容疑は昨年12月から今年3月にかけて、鬼滅の刃のキャラクターを描いたバースデーケーキを4人に売り、アニメ制作会社「アニプレックス」など3社が持つ複製権を侵害したというものだ。