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保阪正康のノンフィクション100選:和書その3
※コメントは選者ご本人によるものです

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎
中公文庫/1991年
日本軍の主要な作戦はなぜ失敗したのか。そのからくりを見る

■『昭和史』(Ⅰ・Ⅱ)
中村隆英
東洋経済新報社/1993年
バランスの取れた昭和という時代の通史といえる

原爆はなぜ投下されたか―日本降伏をめぐる戦略と外交 (1971年) (青木文庫)
西島有厚
青木文庫/1971年
原爆投下の本質を日本人の目で検証した最初の書である

昭和ナショナリズムの諸相
橋川文三
名古屋大学出版会/1994年
昭和ナショナリズムを体系だてて論じるための骨格が示される

ある心の自叙伝 (講談社学術文庫 (636))
長谷川如是閑
講談社学術文庫/1984年
言論人として社会をどう見たか。自由人であろうとすることの闘いともいえる

決定版 日本のいちばん長い日 (文春文庫)(決定版)
半藤一利
文春文庫/2006年
「昭和20年8月15日」を初めて知らしめたノンフィクション

侍従長の回想 (中公文庫)
藤田尚徳
中公文庫/1987年
敗戦をはさんで、天皇の側近が見た天皇と宮中の内容が貴重

細川日記 上 改版 中公文庫 B 1-35 BIBLIO20世紀
細川日記 下 改版 中公文庫 B 1-36 BIBLIO20世紀(上下)
細川護貞
中公文庫BIBLIO20世紀/2002年
近衛文麿の秘書官、高松宮の情報係、旧華族たちの反軍事観が印象的

大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)
堀栄三
文春文庫/1996年
大本営情報参謀は決してアメリカに劣ってはいなかったことを裏づける

わたしの山旅 (1968年) (岩波新書)
槇有恒
岩波新書/1968年
山を愛する自由人の心境が時代の空気とは異なった空間を生みだす

上海時代―ジャーナリストの回想〈上〉 (中公文庫)
上海時代―ジャーナリストの回想〈中〉 (中公文庫)
上海時代―ジャーナリストの回想〈下〉 (中公文庫)(上中下)
松本重治
中公文庫/1989年
同盟通信の特派員が見た日中戦争前後の日中関係

絵巻物に見る日本庶民生活誌 (中公新書 (605))
宮本常一
中公新書/1981年
庶民の生活をあらわす絵巻物のなかにそれぞれの階層の姿を見る

女の民俗誌 (岩波現代文庫―社会)
宮本常一
岩波現代文庫/2001年
近代の女性の生き方のなかに伝統の継承と崩壊を見る

ある終戦工作 (中公新書 581)
森元治郎
中公新書/1980年
同盟通信の記者による終戦時の命を賭けた工作がわかる

特攻―外道の統率と人間の条件 (光人社NF文庫)
森本忠夫
光人社NF文庫/2005年
特攻世代が著した同世代の仲間を悼む書。誰かが書かねばならなかった

僕の昭和史 (新潮文庫)
安岡章太郎
新潮文庫/2005年
大正生まれの作家が訥々と語る昭和史の風景

■『近衛文麿』(上下)
矢部貞治
弘文堂/1952年
近衛文麿という昭和の宰相の全貌を史料でえがきだす

道化の民俗学 (岩波現代文庫)
山口昌男
岩波現代文庫/2007年
東西の道化を論じながら、何がそれぞれの文化を具現化するかを問う

回想十年〈1〉 (中公文庫)
回想十年〈2〉 (中公文庫)
回想十年〈3〉 (中公文庫)
回想十年〈4〉 (中公文庫)(全4巻)
吉田茂
中公文庫/1998年
戦後史に名をのこす首相の淡々とした筆調が印象的だ

死の懴悔―或る死刑囚の遺書
吉田大次郎
春秋社/1998年
大正期のアナキストがもっていた直線的な行動は日本人の特性か

零の発見―数学の生い立ち (1979年) (岩波新書)
吉田洋一
岩波新書/1979年
ゼロという概念を人間がもったとき、人類史は変わっていった


「翻訳書」に続く


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