悪夢の奇数月。平均して「16、17作品」を読む事になる上、1作品毎の火力が凄まじく高い「コミック百合姫」と、先月のお話にて一気に牙をむいてきたごちうさを筆頭に、実は何気に感情を揺さぶる展開を持つ作品も多い「まんがタイムきららMAX」によって、際限なき地獄に堕とされる覚悟はしていた。 そうして蓋を開けてみれば意外な結果が待っていた。なんときらまはおろか、コミック百合姫の方でも想像していた程の地獄に叩き落される事は無かった。コミック百合姫の方を中心に、1作品毎に捉えれば確かに「感情を際限なく揺り動かしてくる作品」は多かったのだが、読んだ作品の絶対数が「13作品」と、奇数月にしては少なかった事が幸い…