赤穂の歴史 前史 池田氏時代の赤穂藩 浅野氏時代の赤穂藩 赤穂城の見どころ 本丸 二の丸 三の丸 甲州軍学と縄張 赤穂の歴史 前史 『赤穂』の地名は天平年間(729‐749)から確認できる。*1 赤穂郡*2の中で塩の生産が行われていてその地域は「東大寺領石塩生庄」と呼ばれていました。仁平年間(1151‐1154)にはその地域が「赤穂庄」と呼ばれるようになり汲潮浜式*3の塩田が広がっていた。その後、石清水八幡宮領や摂関家領を経るが、集落というよりも塩生産のための荘園という側面が強かった。集落としての加里屋は北の加庄の人々が塩浜を営むために降ってきたことから始まったと言われる。 そして、享徳年間(…