オールドヨコハマラジオアワー単語

オールドヨコハマラジオアワー

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『オールドヨコハマラジオアワー』とは、青田めいによる4コマ漫画（ワイド 4コマ）である。

📻概要📻

まんがタイムきららフォワードにて2023年 11月号より連載、翌年5月11日に単行本1巻が発売された。
4コマ誌であるきららの中で唯一の非4コマ誌フォワードで連載される4コマ漫画というトゲアリトゲナシトゲトゲめいた異色の作品^[1]。『あいらいく俳句』『さよなら幽霊ちゃん』に続くフォワード巻末固定枠でもある。巻末固定枠ヤバい漫画多くない？

長年聴いていた大好きなラジオ番組の終了に打ちひしがれた一人のリスナー・なぎさ。
そんな彼女がシュウマイを食べると光ってタイムリープするという謎しかない現象に遭遇し、何度タイムリープを繰り返してでも番組終了の運命を変えようと奮闘する頑張り物語である。

📻あらすじ📻

タイムリープ 4コマ史上、最高傑作！

（1巻帯より）

大好きなラジオ番組、毎週欠かさず聞いているラジオ番組。
そんな番組がある日突然、「終了」のお知らせ…！
愛する番組の終了に、たったひとりでタイムリープを繰り返し立ち向かう。
時空を超えた、熱すぎる「推し活」の物語！！

（芳文社公式サイトより）

📻登場人物📻

入江なぎさ
- AMラジオ番組『オールドヨコハマラジオアワー』（通称オルヨコ）を愛してやまない主人公。ラジオネームは「ナギサンドラ」。
  生き甲斐だった番組の終了を全く受け入れられず終了後は死んだように生きていたのだが、ある日突然に番組終了の半年前にタイムリープ。半年という時間が与えられた事を利用して何度ループを繰り返してでも番組が終了する運命を変えようと決意する。
  平凡な一般人だったはずだが25回以上同じ半年間を繰り返しても全く心が折れない、試したい事があったら軽い気持ちで何周かループしてみる、ループの度に関係がリセットされてしまうが毎回仲良くしてくれるハラスにループ主人公らしい愛を向ける、等々繰り返す者としての素質がありすぎる女。
ルールー
- オルヨコのパーソナリティで解散したアイドルグループ・サンドゥクジュエリ（通称サンジュエ）の元メンバー。なぎさとハラスからの呼び名は「ルールーちゃん」。
  アイドル活動では殆ど喋らない寡黙キャラだが、言葉の代わりにステージ上のパフォーマンスで雄弁に自己表現し一部に熱狂的ファンを獲得していた。しかしその本性は開けっぴろげに言いたい放題な喋らせたら駄目なタイプで、寡黙キャラも事務所 NGで喋らせてもらえてなかっただけ。オルヨコで好き勝手喋り始めた事で本性が露呈、「サンジュエのルールー」のファン達からは微妙な顔をされているものの、一方でそのフリーダムな喋りによってなぎさのような新規ファンも獲得している。一応はきららのヒロインなのに普通に彼氏持ちで、なぎさが何度繰り返しても交際発覚スキャンダルを起こす運命にあり、この事も番組終了の一因になっている。
ハラス
- オルヨコの番組スタッフ。ハラスはPNで本名は不明、なぎさからは「ハラスちゃん」と呼ばれる。
  ラジオネーム・ナギサンドラから未来から来たと称する怪文書メールを送り付けられるが、スタッフしか知り得ない番組終了の事実をナギサンドラが知っていた事から怪文書を信じて接触する。出会ったなぎさとはオルヨコが好きな同好の士としてすぐ意気投合し、以後の周回では「絶対にハラスしか知らないはずの秘密」を鍵に使う事で全ての周回でなぎさの話を信じ、戦友として行動する。
燈台ミサキ
- 大企業「ファナール」の社長令嬢にしてルールーとサンジュエの超強火ファン。
  親に敷かれたレールの上を歩むだけの人生に疑問を感じていた時、ふと街頭ビジョンで見かけたルールーに惹かれてファンになった。オルヨコによってルールーの本性を知ってしまった時はショックを受けつつもギャップ萌えとして受け入れていたのだが、彼女が愛するのはあくまでも「サンジュエのルールー様」であったため、サンジュエ解散のショックで闇堕ち。サンジュエが終わってしまったのにオルヨコだけがのうのうと続いている事が許せず、全てを終わらせて美しい思い出に変えるために家の財力と権力を武器にオルヨコ壊滅計画ジ・エンドオブオルヨコを始めた番組終了の黒幕。
シュウマイ
- なぎさの姉・あかねが作る焼売。浜っ子ならシュウマイではなくシウマイだが崎陽軒のシウマイではないのでこの表記でOKと思われる。オルヨコ内でルールーが「食うと大抵のこと許せるようになる」と話しており、それを聴いたなぎさも辛い時にはこれを食べて乗り切ってきた思い出の一品。
  なぎさが食べると発光現象が起きてオルヨコ第414回の放送日にタイムリープする。なんで？