この一両日「スマホを落としただけなのに」を実体験した。一時でも「スマホ」がないと不便極まりないことを感じた丸1日だった。
一昨日の15日の昼前に、上野駅界隈で友人の仕事を手伝い2時間ほどで終わり、ランチは近くの蕎麦屋さんで「かつ丼」を食べた。
友人は車で帰路へ。fpdは帰宅のため、上野駅から電車に乗り、一駅過ぎたあたりで、布の手提げバッグからスマホを取り出そうとしたら、スマホが見当たらない。
ポケットにも、バッグの中をごそごそ探してもない。
立ち食いそば屋で「かつ丼」を食べたときに、かつ丼の写真は撮った。かつ丼のトレイを戻したときに、スマホをテーブルに置き忘れたか。
あるいは、友人の車に乗って、車の中に置き忘れたか…思いめぐらしても記憶が定かでない。以前にもガラケーを一度失くしたことがあり、交番に届けたことがあるが出てこなかった。
ガラケーの場合は、データも入っていないので、機種を買い替えて済んだ。
スマホが万一紛失すると、連絡先、LINE記録、写真のストックなどすべてが消失して困ったことになったと頭を抱えた。
店に戻ってみるかとも考えたが、店の場所すら車で行ったのではっきりしない。友人の携帯に電話しようにもスマホがないので、いったん家に帰ってから、友人に連絡しようと考え帰宅した。
「スマホをどこかに置き忘れた」と妻に言うと、数分して固定電話が鳴り、妻が出た。相手は、すぐにわかった。先ほど別れたばかりの友人だ。
友人の第一声は「ないよ」だった（笑）。
友人が蕎麦屋で、テーブルにあったスマホを自分のものと思い、カバンに無意識に入れてしまったというのだった。真っ黒の画面で、似たようなスマホだった。友人が帰宅の途中でカバンを開けたらスマホが2台あり「早いほうがいいと思って」と連絡してきたのだ。
「宅急便で送って」というと、早いほうがいいだろうから、中間地点まで持っていき渡すということで、昨日は、立川駅まで受け取りに行ったのだった。
立川駅近くの「ガスト」でランチ（バーガー）をしながら、冗談ぽく「間違ってスマホを持ち逃げした人がランチ代を払うのでは」というと「オレも電車代を払ってここまで来た」と敵もさるもの、割り勘になったが、昼からビールを飲んで、笑い話に終始した。
とにかく「行方不明のバニー・レイク、もといスマホが無事に戻ってきた」のでホッとした。
妻には、「ランチをごちそうになってきた」（笑）と、帰宅したのだった。
それにしても、丸々24時間、スマホを見なかったが、スマホのない世界が考えられないくらいにスマホに依存していることも分かった。（FIN）
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