ウェストミンスター橋(英: Westminster Bridge)は、ロンドン・テムズ川に架かる橋で、北側のウェストミンスターと南側のランベスを繋いでいる。橋の北側の袂にはウェストミンスター宮殿とビッグ・ベンがある。また南側にはロンドン・カウンティ・ホールや観覧車・ロンドン・アイがある。下流にはハンガーフォード橋とゴールデン・ジュビリー橋、上流にはがある。 橋は主に緑色で塗られているが、これは庶民院の座席と同じ色である。庶民院は、国会議事堂として使われているウェストミンスター宮殿の中で、この橋に近い側に位置している。ランベス橋は赤く塗られているが、これは貴族院の座席と同じ色である。2005年から2007年にかけて全面改修工事が行われ、鉄製の鼻隠の交換や、橋全体の再塗装が行われた。 現在の橋は1862年竣工の2代目である。1981年に、イギリス指定建造物の第二級建築物に指定されている。 この橋はロンドンマラソン創始期にはゴール地点として用いられていた。