オルテンバッハの戦い(オルテンバッハのたたかい)、またはゲンゲンバッハの戦い(ゲンゲンバッハのたたかい)は、仏蘭戦争末期の1678年7月23日に生起した戦闘。フランソワ・ド・クレキ率いるとロレーヌ公シャルル5世率いるの間で戦われ、規模では会戦というより小競り合い程度だったものの、フランスがアルザスを確保し、ケールを占領して帝国都市ストラスブールの近くにあるライン川の橋も確保する一連の戦役の1つである。フランスと神聖ローマ帝国との戦争は、両者が1679年1月にナイメーヘンの和約を締結したことで終結、ストラスブールは1681年にフランスに併合された。