シビ(ŚibiまたはŚibika)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』に登場する人物。多くの仏典に取り入れられ、釈迦が過去世において菩薩として檀(布施)波羅蜜を修行していた時の名とされた。漢訳経典では「尸毘」、「尸毘伽」と音訳される。「シビ王の捨身」「シビ王と鷹と鳩」などの物語で知られる。