スケルチ (squelch) は、無線受信機や無線機において、無信号時にスピーカから出力される耳障りで不快な雑音(ノイズ)や、交信する必要のない相手方の送信する音声を遮断し、無音状態にするための機能のことである。 squelchは柔らかいものを踏みつける原義から、議論などを沈黙させる→雑音を「黙らす」、の意味で使われるようになった。SQまたはSQLと略記されることもある。日本語では雑音制御と言うが、ほとんど使われない。 受信信号が無くなった瞬間に聞こえる「ザッ」と言う音をテールノイズ (tail noise) または、スケルチテール (squelch tail) と言う。スケルチ機能が特定の条件を満たし、受信した信号を音声として出力するようになることを「スケルチが開く」という。