パスパ文字(パスパもじ、八思巴文字、モンゴル語: дөрвөлжин үсэг、dörvöljin üseg、〔モンゴル文字:ᠳᠥᠷᠪᠡᠯᠵᠢᠨᠦᠰᠦᠭ〕 「方形文字」、チベット語: ཧོར་ཡིག་གསར་པ་、hor yig gsar pa 「モンゴル新字」、中国語:蒙古新字 Měnggǔ xīnzì、八思巴字 Bāsībā zì)は、13世紀にモンゴル語など、大元ウルス(元朝)の各種言語表記に用いるために制定された表音文字。上から下へと縦に綴る。パクパ文字、方形文字(ほうけいもじ)とも呼ばれる。 パスパ文字は発明から100年間ほどしか使われなかったが、チベットでは1642年に発足したガンデンポタン政権のもとで、ダライ・ラマがチベット・ハルハ・オイラトなどの諸国のモンゴル人王公たちに称号を授与する際、印章に称号を刻むための文字として採用された。

Property Value
dbo:abstract
  • パスパ文字(パスパもじ、八思巴文字、モンゴル語: дөрвөлжин үсэг、dörvöljin üseg、〔モンゴル文字:ᠳᠥᠷᠪᠡᠯᠵᠢᠨᠦᠰᠦᠭ〕 「方形文字」、チベット語: ཧོར་ཡིག་གསར་པ་、hor yig gsar pa 「モンゴル新字」、中国語:蒙古新字 Měnggǔ xīnzì、八思巴字 Bāsībā zì)は、13世紀にモンゴル語など、大元ウルス(元朝)の各種言語表記に用いるために制定された表音文字。上から下へと縦に綴る。パクパ文字、方形文字(ほうけいもじ)とも呼ばれる。 パスパ文字は発明から100年間ほどしか使われなかったが、チベットでは1642年に発足したガンデンポタン政権のもとで、ダライ・ラマがチベット・ハルハ・オイラトなどの諸国のモンゴル人王公たちに称号を授与する際、印章に称号を刻むための文字として採用された。 (ja)
  • パスパ文字(パスパもじ、八思巴文字、モンゴル語: дөрвөлжин үсэг、dörvöljin üseg、〔モンゴル文字:ᠳᠥᠷᠪᠡᠯᠵᠢᠨᠦᠰᠦᠭ〕 「方形文字」、チベット語: ཧོར་ཡིག་གསར་པ་、hor yig gsar pa 「モンゴル新字」、中国語:蒙古新字 Měnggǔ xīnzì、八思巴字 Bāsībā zì)は、13世紀にモンゴル語など、大元ウルス(元朝)の各種言語表記に用いるために制定された表音文字。上から下へと縦に綴る。パクパ文字、方形文字(ほうけいもじ)とも呼ばれる。 パスパ文字は発明から100年間ほどしか使われなかったが、チベットでは1642年に発足したガンデンポタン政権のもとで、ダライ・ラマがチベット・ハルハ・オイラトなどの諸国のモンゴル人王公たちに称号を授与する際、印章に称号を刻むための文字として採用された。 (ja)
dbo:thumbnail
dbo:wikiPageExternalLink
dbo:wikiPageID
  • 847850 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 14127 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 92237020 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-en:caption
  • パスパ文字モンゴル語による牌子(パイズ) (ja)
  • パスパ文字モンゴル語による牌子(パイズ) (ja)
prop-en:creator
prop-en:date
  • 20110108105420 (xsd:decimal)
prop-en:fam
prop-en:iso
  • Phag (ja)
  • Phag (ja)
prop-en:languages
prop-en:name
  • パスパ文字 (ja)
  • パスパ文字 (ja)
prop-en:sample
  • Phagspa vinokurov tablet.jpg70px (ja)
  • Phagspa vinokurov tablet.jpg70px (ja)
prop-en:time
  • 1269 (xsd:integer)
prop-en:type
  • アブギダ (ja)
  • アブギダ (ja)
prop-en:unicode
prop-en:url
  • http://code2000.net/|title=Last archive copy of James Kass' website (ja)
  • http://code2000.net/|title=Last archive copy of James Kass' website (ja)
prop-en:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • パスパ文字(パスパもじ、八思巴文字、モンゴル語: дөрвөлжин үсэг、dörvöljin üseg、〔モンゴル文字:ᠳᠥᠷᠪᠡᠯᠵᠢᠨᠦᠰᠦᠭ〕 「方形文字」、チベット語: ཧོར་ཡིག་གསར་པ་、hor yig gsar pa 「モンゴル新字」、中国語:蒙古新字 Měnggǔ xīnzì、八思巴字 Bāsībā zì)は、13世紀にモンゴル語など、大元ウルス(元朝)の各種言語表記に用いるために制定された表音文字。上から下へと縦に綴る。パクパ文字、方形文字(ほうけいもじ)とも呼ばれる。 パスパ文字は発明から100年間ほどしか使われなかったが、チベットでは1642年に発足したガンデンポタン政権のもとで、ダライ・ラマがチベット・ハルハ・オイラトなどの諸国のモンゴル人王公たちに称号を授与する際、印章に称号を刻むための文字として採用された。 (ja)
  • パスパ文字(パスパもじ、八思巴文字、モンゴル語: дөрвөлжин үсэг、dörvöljin üseg、〔モンゴル文字:ᠳᠥᠷᠪᠡᠯᠵᠢᠨᠦᠰᠦᠭ〕 「方形文字」、チベット語: ཧོར་ཡིག་གསར་པ་、hor yig gsar pa 「モンゴル新字」、中国語:蒙古新字 Měnggǔ xīnzì、八思巴字 Bāsībā zì)は、13世紀にモンゴル語など、大元ウルス(元朝)の各種言語表記に用いるために制定された表音文字。上から下へと縦に綴る。パクパ文字、方形文字(ほうけいもじ)とも呼ばれる。 パスパ文字は発明から100年間ほどしか使われなかったが、チベットでは1642年に発足したガンデンポタン政権のもとで、ダライ・ラマがチベット・ハルハ・オイラトなどの諸国のモンゴル人王公たちに称号を授与する際、印章に称号を刻むための文字として採用された。 (ja)
rdfs:label
  • パスパ文字 (ja)
  • パスパ文字 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is prop-en:children of
is prop-en:script of
is prop-en:sisters of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of