パーヴェル・ヴァシリエヴィチ・アンネンコフ(ロシア語:Па́вел Васи́льевич А́нненков、ラテン文字表記例:Pavel Vasilyevich Annenkov、1813年7月1日 - 1887年3月20日)は、ロシア帝国モスクワ出身の文芸評論家。 月刊誌『』や『同時代人』の同人として文を寄稿。回想録作家として『すばらしい10年間』や『文学的回想』などの著作を残したことや、西欧主義者を率いて同国の評論家ヴィッサリオン・ベリンスキーらと共に1840年代のロシアの文壇を支えた。また、伝記作家としても作家アレクサンドル・プーシキンの著作を纏め、初めて『プーシキン全集』を刊行したことで知られる。 兄に軍人のがいる。