ピエール・ナヴィル(Pierre Naville、1904年2月1日 - 1993年4月24日)は、フランスの作家、政治活動家、社会学者。シュルレアリスム運動に参加し、自動記述の試み『左手の女王たち』を発表。アラゴン、ブルトン、ペレとともに1924年に機関誌『シュルレアリスム革命』を創刊し、第3号までペレと共同で編集した。 1926年に共産党に入党したが、トロツキーのの活動を支持し、1928年に除名。トロツキストの機関紙『階級闘争』、『(真実)』を創刊・主宰。1960年から1990年まで統一社会党員として活動する一方、第二次大戦後からの研究に専念した。 邦訳に回想録『超現実の時代』、『生けるトロツキー』、ワトソンの行動主義心理学に関する『心理学 - 行動の科学』などがある。