本項では、ポケットコンピュータ(ポケコン)の過去に販売された機種をメーカー順に記述する。 ポケットコンピュータは、関数電卓の発展型として開発され、その多くが極めて限定的な機能や計算能力しか持たなかったが、安価で可搬性に優れ、プログラミングして利用することで様々な用途に利用できた。日本ではパーソナルコンピュータ史の黎明期から初期に活躍した。1990年代からは、携帯情報端末 (PDA) など様々なアプリケーションソフトウェアが予め内蔵されたり用意されていたものに取って代わられていった。2000年代では、その一部が学校教育用途として関数電卓の上位機種の扱いで生き残っていたが、ノートパソコンやスマートフォンの性能向上と急速な普及で需要がほとんど無くなり、2015年に全製品が製造を終了した。