『ローラ殺人事件』(ローラさつじんじけん、Laura)は、1944年のアメリカ合衆国のミステリ映画。監督はオットー・プレミンジャー、出演はジーン・ティアニーとダナ・アンドリュースなど。女流作家でシナリオライターでもあるの1942年発表のを原作としている。1940年代のフィルム・ノワールの中でも、特に後年までカルト的評価の高い作品で、1999年にはアメリカ国立フィルム登録簿に登録されたほか、AFIが2001年に選出した「スリルを感じる映画ベスト100」では73位、また2008年に選出した「10ジャンルのトップ10」のミステリ映画部門では4位にランクインしている。本作は、ジーン・ティアニーの代表的な主演作でもある。 第17回アカデミー賞では監督賞をはじめとする5部門にノミネートされ、撮影賞(白黒)を受賞した。