中島健蔵音楽賞(なかじまけんぞうおんがくしょう)とはかつて日本の現代音楽の分野で優れた業績をあげた個人又は団体に贈られた賞。 中島健蔵夫人であった中島京子が故人の遺志を継いで私財を拠出し、三井信託銀行(現中央三井信託銀行)を受託者として昭和57年2月に設立された「公益信託中島健蔵記念現代音楽振興基金」により運営され、毎年「中島健蔵音楽賞」授章者を選考し受章者には表彰盾と奨励金を授与している。平成21年度で第28回を数え、受賞者は55名の個人と12の団体にのぼる。運営は、信託管理人・、運営委員長兼選考委員長・諸井誠、運営委員(選考委員兼任)・、一柳慧、上野晃、佐野光司、田中信昭、長木誠司、船山隆、三善晃、湯浅譲二、選考委員・、白石美雪、楢崎洋子、西村朗によって行われている。なお、第28回を最後に、贈賞を休止している。(平成21年度現在)