占出山(うらでやま)は、毎年7月17日に京都市内で行われる祇園祭の前祭にて巡行する舁山の一つ。占出さんの愛称で親しまれている。神体は神功皇后で、右手に釣り竿を、左手に釣り上げた鮎を持つことから、「鮎釣り山」とも呼ばれる。明治までは「あいわい山」とも呼ばれており、町衆に人気のあった山であったことがうかがわれる。 国の重要有形民俗文化財に指定されている。 また、占出山での行事を含め「京都祇園祭の山鉾行事」は、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されている。また、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。 なお、現在の占出山に関わる保存継承活動は、公益財団法人占出山保存会が行なっている。