国鉄ナエ9900形・オエ9920客車は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した事業用客車(救援車)である。 1953年(昭和28年)6月1日に施行された車両称号規程改正(改番)によって創設された形式で、3軸ボギー台車を有する救援車のうち、制式によらない木製のものが重量によって、ナエ9900形またはオエ9920形のいずれかに分類された。 ナエ9900形の旧形式はナヤ9930形およびナヤ9990形で、いずれも1928年(昭和3年)に施行された車両称号規程改正以降に木製雑形ボギー車の改造によって誕生した形式である。 9990形は10両、9930形は1両が製作されたが、1953年の改番時点では9990形のうち7両と9930形1両が残り、改番により8両が本形式となった。そのうち2両が旧山陽鉄道、3両が旧官設鉄道、3両が旧日本鉄道の客車である。ただし、山陽鉄道系のナヤ9990→ナエ9900の実車は2軸ボギー車に振り替えられて、同じく山陽鉄道系のナヤ9992→ナエ9901も2軸ボギー車に振り替えられたか、あるいは2軸ボギー車に改造されている。また、日本鉄道系の3両は落成したのは同社の国有化後だが、日本鉄道式の番号を割り当てられ、設計も日本鉄道に準じている。

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  • 国鉄ナエ9900形・オエ9920客車は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した事業用客車(救援車)である。 1953年(昭和28年)6月1日に施行された車両称号規程改正(改番)によって創設された形式で、3軸ボギー台車を有する救援車のうち、制式によらない木製のものが重量によって、ナエ9900形またはオエ9920形のいずれかに分類された。 ナエ9900形の旧形式はナヤ9930形およびナヤ9990形で、いずれも1928年(昭和3年)に施行された車両称号規程改正以降に木製雑形ボギー車の改造によって誕生した形式である。 9990形は10両、9930形は1両が製作されたが、1953年の改番時点では9990形のうち7両と9930形1両が残り、改番により8両が本形式となった。そのうち2両が旧山陽鉄道、3両が旧官設鉄道、3両が旧日本鉄道の客車である。ただし、山陽鉄道系のナヤ9990→ナエ9900の実車は2軸ボギー車に振り替えられて、同じく山陽鉄道系のナヤ9992→ナエ9901も2軸ボギー車に振り替えられたか、あるいは2軸ボギー車に改造されている。また、日本鉄道系の3両は落成したのは同社の国有化後だが、日本鉄道式の番号を割り当てられ、設計も日本鉄道に準じている。 オエ9920形の旧形式はナヤ9910形およびオヤ9920形で、ナヤ9910は元々1928年の称号規定改正に伴い、職用車のナヤ9015を改番したものだが、その後救援車に改造されたものである。後に9911, 9912の2両が加わった。一方オヤ9920は終戦後に木製雑形ボギー車の改造により誕生した形式で9920, 9921の2両が存在するが、うち9920は実車は1947年に廃車となったオハ34 45に振り替えられたものであったため、1953年の称号規定改正により制式鋼製2軸ボギー車の形式・番号を与えられ、スエ30 1となった。結果として、改番により4両が本形式となった。 (ja)
  • 国鉄ナエ9900形・オエ9920客車は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した事業用客車(救援車)である。 1953年(昭和28年)6月1日に施行された車両称号規程改正(改番)によって創設された形式で、3軸ボギー台車を有する救援車のうち、制式によらない木製のものが重量によって、ナエ9900形またはオエ9920形のいずれかに分類された。 ナエ9900形の旧形式はナヤ9930形およびナヤ9990形で、いずれも1928年(昭和3年)に施行された車両称号規程改正以降に木製雑形ボギー車の改造によって誕生した形式である。 9990形は10両、9930形は1両が製作されたが、1953年の改番時点では9990形のうち7両と9930形1両が残り、改番により8両が本形式となった。そのうち2両が旧山陽鉄道、3両が旧官設鉄道、3両が旧日本鉄道の客車である。ただし、山陽鉄道系のナヤ9990→ナエ9900の実車は2軸ボギー車に振り替えられて、同じく山陽鉄道系のナヤ9992→ナエ9901も2軸ボギー車に振り替えられたか、あるいは2軸ボギー車に改造されている。また、日本鉄道系の3両は落成したのは同社の国有化後だが、日本鉄道式の番号を割り当てられ、設計も日本鉄道に準じている。 オエ9920形の旧形式はナヤ9910形およびオヤ9920形で、ナヤ9910は元々1928年の称号規定改正に伴い、職用車のナヤ9015を改番したものだが、その後救援車に改造されたものである。後に9911, 9912の2両が加わった。一方オヤ9920は終戦後に木製雑形ボギー車の改造により誕生した形式で9920, 9921の2両が存在するが、うち9920は実車は1947年に廃車となったオハ34 45に振り替えられたものであったため、1953年の称号規定改正により制式鋼製2軸ボギー車の形式・番号を与えられ、スエ30 1となった。結果として、改番により4両が本形式となった。 (ja)
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  • 国鉄ナエ9900形・オエ9920客車は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した事業用客車(救援車)である。 1953年(昭和28年)6月1日に施行された車両称号規程改正(改番)によって創設された形式で、3軸ボギー台車を有する救援車のうち、制式によらない木製のものが重量によって、ナエ9900形またはオエ9920形のいずれかに分類された。 ナエ9900形の旧形式はナヤ9930形およびナヤ9990形で、いずれも1928年(昭和3年)に施行された車両称号規程改正以降に木製雑形ボギー車の改造によって誕生した形式である。 9990形は10両、9930形は1両が製作されたが、1953年の改番時点では9990形のうち7両と9930形1両が残り、改番により8両が本形式となった。そのうち2両が旧山陽鉄道、3両が旧官設鉄道、3両が旧日本鉄道の客車である。ただし、山陽鉄道系のナヤ9990→ナエ9900の実車は2軸ボギー車に振り替えられて、同じく山陽鉄道系のナヤ9992→ナエ9901も2軸ボギー車に振り替えられたか、あるいは2軸ボギー車に改造されている。また、日本鉄道系の3両は落成したのは同社の国有化後だが、日本鉄道式の番号を割り当てられ、設計も日本鉄道に準じている。 (ja)
  • 国鉄ナエ9900形・オエ9920客車は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した事業用客車(救援車)である。 1953年(昭和28年)6月1日に施行された車両称号規程改正(改番)によって創設された形式で、3軸ボギー台車を有する救援車のうち、制式によらない木製のものが重量によって、ナエ9900形またはオエ9920形のいずれかに分類された。 ナエ9900形の旧形式はナヤ9930形およびナヤ9990形で、いずれも1928年(昭和3年)に施行された車両称号規程改正以降に木製雑形ボギー車の改造によって誕生した形式である。 9990形は10両、9930形は1両が製作されたが、1953年の改番時点では9990形のうち7両と9930形1両が残り、改番により8両が本形式となった。そのうち2両が旧山陽鉄道、3両が旧官設鉄道、3両が旧日本鉄道の客車である。ただし、山陽鉄道系のナヤ9990→ナエ9900の実車は2軸ボギー車に振り替えられて、同じく山陽鉄道系のナヤ9992→ナエ9901も2軸ボギー車に振り替えられたか、あるいは2軸ボギー車に改造されている。また、日本鉄道系の3両は落成したのは同社の国有化後だが、日本鉄道式の番号を割り当てられ、設計も日本鉄道に準じている。 (ja)
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  • 国鉄ナエ9900形・オエ9920形客車 (ja)
  • 国鉄ナエ9900形・オエ9920形客車 (ja)
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