地域政策学部(ちいきせいさくがくぶ)とは、地域政策学の研究・教授を目的とする大学の学部である。 過疎化・地方分権・市町村合併などの諸問題に対応すべく、地方自治体における政策立案だけでなく、企業や非営利組織における政策立案の専門家を養成するため、幅広い分野(法学・政治学・経済学・経営学・社会学・生物学・教育学・哲学・文学・心理学・地理学・民俗学・人類学など)について学ぶよう趣向が凝らされているのが特徴である。 それまで、関係する各分野の研究はすでに多くの大学においてなされていた。しかし、ひとつの体系を持った学部として誕生するのは、1996年の高崎経済大学に設立されたのが初めてである。近年では地方にあっては大学とその地域との結びつきをねらいとし、学部・学科の新設が相次いでいる。また、都市部においても都市問題等の解決の研究などを目的とし、類する学部・学科が新設もしくは新設が検討されている。