広如(こうにょ)は、幕末の浄土真宗の僧。浄土真宗本願寺派第20世宗主。西本願寺住職。諱は光沢。院号は信法院。法印大僧正。養父は第19世本如。実父は第18世文如の三男。母は顕証寺(文如の弟)の娘。室は九条尚忠の養女・祥子(鷹司政煕息女、光輝院如順)。第21世明如(大谷光尊)は五男。 幕末には勤皇の旗幟を鮮明にし、明治時代以後の教団を方向付けた『御遺訓御書』を残している。