日珖(にっこう、天文元年(1532年)- 慶長3年8月27日(1598年9月27日))は、安土桃山時代の日蓮宗の僧。号は龍雲院・仏心院。父は堺の豪商で薬剤商を営んでいた油屋伊達常言。後に、徳川家康に請われて、千葉市川・法華経寺12世を継いでいる。三好氏が土地を寄進し、父常言が建立した堺・広普山妙国寺開山である。日蓮宗を代表する学識顕著な高僧で、教えを受けた日蓮宗僧も多い。