県下名勝史蹟四十五佳選(けんかめいしょうしせきよんじゅうごかせん)は、横浜貿易新報社(神奈川新聞社の前身)が1935年(昭和10年)に創業45周年と新社長就任の記念事業の一つとして読者投票により選定した神奈川県下45箇所の名勝・史蹟。村会や青年団などの諸団体による組織的な投票が行われたため、旧来からの名勝史蹟よりも、比較的新しい場所が多く含まれる結果となった。選定後には、俳句・川柳の募集、『横浜貿易新報』紙への紹介記事の掲載、記念標の造立などの顕彰事業が行われた。