金森 頼直(かなもり よりなお)は、飛騨高山藩の第4代藩主。 元和7年(1621年)、第3代藩主・金森重頼の長男として生まれる(生年には元和5年(1619年)説もある)。慶安3年(1650年)、父の死去により家督を継いだ。藩政においては神社の修復、特に千光寺の再興に尽力した。寛文3年(1663年)、病により剃髪し、立軒素白と号した。 寛文5年(1665年)7月18日、江戸の藩邸で病死。禁止令が出ていたため、殉死者(追腹)はいなかった。享年45または47。 跡を長男の頼業が継いだ。