長狭国造(ながさのくにのみやつこ、ながさこくぞう)は、のちに安房国東部となる地域()を支配した国造である。 『先代旧事本紀』巻10の「国造本紀」には全国の国造の設置時期と任命された者らの記録があるが、この長狭国造に関する記載はなく、この国造の存在は、『古事記』神武天皇段の記載より確認される。