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| 本名 =高橋 静
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| テレビドラマ = 『[[私の運命]]』<br />『[[ふたりっ子]]』<br />『[[Days (テレビドラマ)|Days]]』<br/>『[[オードリー (テレビドラマ)|オードリー]]』<br />『[[ハンドク!!!]]』<br/>『[[功名が辻 (NHK大河ドラマ)|功名が辻]]』<br />『[[暴れん坊ママ]]』<br/>『[[四つの嘘]]』<br />『[[セカンドバージン]]』<br/>『[[家売るオンナ]]』シリーズ<br/>『[[大恋愛〜僕を忘れる君と]]』<br/>『[[知らなくていいコト]]』<br/>『[[光る君へ]]』
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'''大石 静'''（おおいし しずか、[[1951年]][[9月15日]] - 、本名：高橋 静（たかはし しずか）<ref>{{Cite web|和書|title=橋爪功さんら秋の叙勲、旭日大綬章に畔柳信雄氏ら 4036人受章 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA02AMK0S1A101C2000000/ |website=日本経済新聞 |date=2021-11-03 |access-date=2023-11-06 |language=ja}}</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20221008124919/https://www8.cao.go.jp/shokun/hatsurei/r03aki/meibo_jokun/kyokujitsu-13tokyo.pdf 令和３年秋の叙勲受章者名簿　東京都]</ref>）は、[[日本]]の[[脚本家]]、[[随筆家|エッセイスト]]、[[作家]]、[[俳優|女優]]。
'''大石 静'''（おおいし しずか、[[1951年]][[9月15日]] - 、本名：高橋 静（たかはし しずか）<ref name="日経20211103" /><ref name="R3叙勲">{{Cite web|和書|title=令和3年秋の叙勲 旭日章 小綬章以下 : 東京都 |url= https://www8.cao.go.jp/shokun/hatsurei/r03aki/meibo_jokun/kyokujitsu-13tokyo.pdf |date=2021-11 |website=内閣府 |format=pdf |accessdate=2024-01-06 |quote=旭小, 芸術文化功労, 脚本家, 高橋静（大石静） 女70, 東京都港区}} ※pdf配布元は[[内閣府]]ウェブサイト「[https://www8.cao.go.jp/shokun/hatsurei/r03aki/meibo_jokun.html 令和3年秋の叙勲受章者名簿 : 日本の勲章・褒章]」ページ。</ref>）は、[[日本]]の[[脚本家]]、[[随筆家|エッセイスト]]、[[作家]]、[[俳優|女優]]。


[[東京都]][[千代田区]][[神田猿楽町|猿楽町]]出身<ref>{{Cite web|和書|title=神田祭公式ブログ » 神田中央連合 神田猿楽町町会|url=https://kandamatsuri.ch/report/463|accessdate=2021-04-26|language=LANG-CODE}}</ref>。[[日本女子大学]][[文学部]]国文科卒業。ノート所属。『[[セカンドバージン]]』など数々のラブストーリーを手掛け、「ラブストーリーの名手」と称される<ref>{{Cite news |title=「セカンドバージン」脚本家・大石静が描く新たな“劇的恋愛” 「常識を超えた愛」に込めた想いとは モデルプレスインタビュー |newspaper=[[モデルプレス]] |publisher=ネットネイティブ |date=2016-04-08 |url=https://mdpr.jp/interview/detail/1573423 |accessdate=2017-10-21}}</ref><ref>{{Cite web|和書|date=2017-10-05 |url=http://post.tv-asahi.co.jp/post-23852/ |title=黒柳徹子の“人生初告白”を引き出した脚本家・大石静、『トットちゃん!』への固い信念語る |work=テレ朝POST |publisher=[[テレビ朝日]] |accessdate=2017-10-21}}</ref>。夫は[[舞台監督]]の高橋正篤<ref name="asahi20190113">{{Cite news |title=腸閉塞に苦しんだ大石静さん 病室でドラマ書き続けた |newspaper=[[朝日新聞デジタル]] |date=2019-01-13 |author=大岩ゆり |url=https://www.asahi.com/articles/ASM1C4666M1CUBQU00N.html |accessdate=2019-10-29}}</ref>。
[[東京都]][[千代田区]][[神田猿楽町|猿楽町]]出身<ref name="猿楽町">{{Cite web|和書|title=神田中央連合 神田猿楽町町会 |url= https://kandamatsuri.ch/report/463 |website=神田祭.ch (神田祭公式ブログ) |accessdate=2021-04-26 |quote=また、猿楽町は、文芸評論家・[[小林秀雄 (批評家)|小林秀雄]]氏、作家・[[永井龍男]]、脚本家・大石 静さんが生まれ育った町でもあります。}}</ref>。[[日本女子大学]][[文学部]]卒業。ノート所属<ref>{{Cite web|和書|title=NOTE Inc. / ノート株式会社 - The Agency for Creators & Specialists / クリエイタ－ズ・エージェンシー - |author= |date= |url= http://www.noteweb.jp/ |website=NOTE Inc. |publisher=ノート株式会社 |access-date=2024-01-06}}</ref><ref name="note2015" />。『[[セカンドバージン]]』など数々のラブストーリーを手掛け、「ラブストーリーの名手」と評される<ref>{{Cite web|和書|title=「セカンドバージン」脚本家・大石静が描く新たな“劇的恋愛” 「常識を超えた愛」に込めた想いとは モデルプレスインタビュー |website=[[モデルプレス]] |publisher=ネットネイティブ |date=2016-04-08 |url= https://mdpr.jp/interview/detail/1573423 |accessdate=2017-10-21}}</ref><ref>{{Cite web|和書|date=2017-10-05 |url= http://post.tv-asahi.co.jp/post-23852/ |title=黒柳徹子の“人生初告白”を引き出した脚本家・大石静、『トットちゃん!』への固い信念語る |work=テレ朝POST |publisher=[[テレビ朝日]] |accessdate=2017-10-21}}</ref><ref name="ステラ20240103">{{Cite web|和書|title=「光る君へ」 作・大石静 ロングインタビュー「紫式部と藤原道長との切ないラブストーリーはもちろん、スリリングな宮廷での権力闘争にご期待ください！」 |url= https://steranet.jp/articles/-/2641 |date=2024-01-03 |website=ステラnet |publisher=一般財団法人NHK財団 |accessdate=2024-01-06 |quote=“ラブストーリーの名手”と称される大石静は、貴族文化華やかなりしこの時代をどう捉え、いかに描いていくのか。作品のポイントを聞いた。}}</ref>。夫は[[舞台監督]]の高橋正篤<ref name="asahi20190113">{{Cite news |title=腸閉塞に苦しんだ大石静さん 病室でドラマ書き続けた |newspaper=[[朝日新聞デジタル]] |date=2019-01-13 |author=大岩ゆり |url= https://www.asahi.com/articles/ASM1C4666M1CUBQU00N.html |accessdate=2019-10-29}}</ref>。


== 来歴・人物 ==
== 来歴・人物 ==
[[駿河台|千代田区]]・[[駿河台]]にあった旅館「駿台荘」で生まれ育つ<ref>{{Cite web|和書|title=神田猿楽町 町会内のお店紹介-第１回 五味美智子さんの「シナリー・エムリ営業所」｜こちら神保町 Official Site|url=http://www.kochira-jinbocho.jp/previous/01/post_186.html|accessdate=2021-04-26}}</ref>。（のちに著作のタイトルにもなっている。）同所は著名文士等の隠れ場所でもあり、大石の養母がオーナーを務めていた<ref>{{Cite web|和書|title=KANDAアーカイブ：神田資料室|url=http://www.kandagakkai.org/archives/article.php?id=000970&theme=058|website=www.kandagakkai.org|accessdate=2021-04-26}}</ref>。
1951年（昭和26年）東京都千代田区・[[駿河台]]にあった旅館「駿台荘」で生まれ育つ<ref>{{Cite web|和書|title=神田猿楽町 町会内のお店紹介 - 第1回 五味美智子さんの「シナリー・エムリ営業所」 |author=猿楽町 青野 |url= http://www.kochira-jinbocho.jp/previous/01/post_186.html |website=こちら神保町 Official Site |accessdate=2021-04-26 |quote=作家・大石静さんのご実家で、ご本人の著書タイトルにもなっている「駿台荘」（旅館）はこの女坂の右側にありました。坂の向かって左側には「日昇館」という旅館もありました。}}</ref>（のちに大石の著作のタイトル『駿台荘物語』にもなっている）。同旅館は著名文士等の隠れ場所でもあり、大石の養母がオーナーを務めていた<ref name="中西2002">{{Cite web|和書|title=神田仮想現実図書館23 : 神田の高さ、そして南極｜神田資料室 |url=http://www.kandagakkai.org/archives/article.php?id=000970&theme=058 |author=中西隆紀 |date=2002-10-25 |website=KANDAアーカイブ |publisher=NPO法人神田学会 |accessdate=2021-04-26 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20210426063018/www.kandagakkai.org/archives/article.php?id=000970&theme=058 |archivedate=2021-04-26 |quote=駿台荘は[[昭和元年]]創業だから、関東大震災で焼け野原の駿河台に創業した。オーナーは大石静さんの養母犬塚雪代さんである。／彼女はこのオーナーの養子として育ったのだが、あの『[[人間の條件 (小説)|人間の条件]]』の[[五味川純平]]に可愛がられ、かつ[[五味康祐]]氏に手相を見てもらったり、[[開高健]]にパイプのコレクションを見せてもらったりしている。彼らの他に[[檀一雄]]、[[江戸川乱歩]]、[[吉川英治]]、[[松本清張]]、[[柴田錬三郎]]、[[桑原武夫]]などがここで原稿を書いていた。}} ※初出は『KANDAルネッサンス』63号（2002年10月25日）、pp. 10-11.</ref>。


[[1974年]]（昭和49年）、[[日本女子大学]]文学部国文学科（現・日本文学科）卒業<ref name="横田2011" /><ref>{{Cite web|和書|title=卒業生 大石静さんが「旭日小綬章」を受章 |url= https://blog.jwu.ac.jp/prize/?p=3915 |date= 2021-11 |website=日本女子大学 受賞・活躍紹介サイト |publisher=学校法人日本女子大学 |accessdate=2024-01-06}}</ref>。女優を志し[[青年座研究所]]に入所<ref name="横田2011">{{Cite web|和書|title=苦難の女優時代、がんとも闘って 大石静さん（上） |author=[[横田由美子]] |date=2011-09-06 |url=http://joblabo.asahi.com/articles/-/2964 |website=ジョブラボ |publisher=朝日新聞社 |access-date=2024-01-06 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20120118164542/joblabo.asahi.com/articles/-/2964 |archivedate=2012-01-18}} ※初出は朝日新聞2007年11月17日付 be「逆風満帆」欄。</ref>。24歳の時に[[甲状腺癌]]を発病し、その後間もなく高橋と結婚<ref name="asahi20190113" /><ref name="横田2011" />。[[宮川一郎]]に師事し<ref name="ステラ20240103" /><ref>{{Cite web|和書|title=『水戸黄門』が50周年、脚本家はすぐに終わらせる予定だった |author= |url= https://www.news-postseven.com/archives/20190812_1430730.html |website=NEWSポストセブン |publisher=小学館 |date=2019-08-12 |accessdate=2024-01-07 |quote=そんな危機的状況を救ったのは、脚本家の宮川一郎。ドラマ『家売るオンナ』などで知られる脚本家・大石静の師匠である。}}</ref><ref name="ダヴィンチ20170526" />、[[1981年]]（昭和56年）、[[永井愛]]と2人だけの劇団「[[二兎社]]」を設立<ref name="而立書房">{{Cite web|和書|title=戯曲（国内） : 永井愛｜図書目録 |url= https://jiritsushobo.co.jp/gikyoku_nichi02.html |website=而立書房ウェブサイト |publisher=而立書房 |accessdate=2024-01-06 |quote=著者：永井 愛（ながい・あい） [...] 1981年 大石静と劇団二兎社を旗揚げ。1991年より二兎社主宰。}}</ref>。二人で交互に女優と脚本を担当していた。
[[1974年]]、[[日本女子大学]]卒業。女優を志し[[青年座研究所]]に入所<ref name="asahi">[http://joblabo.asahi.com/articles/-/2964 "苦難の女優時代、がんとも闘って" 大石静さん（上）]</ref>。


[[1986年]]（昭和61年）に[[TBS]]のテレビドラマ『水曜日の恋人たち 見合いの傾向と対策』で本格的に脚本家としてデビュー<ref name="後藤20211103">{{Cite web|和書|title=新作書き続ける大石静さん 「これドラマに…」の毎日が生むヒット作 |url= https://digital.asahi.com/articles/ASPB041DDPBYULZU019.html |author=後藤洋平 |date=2021-11-03 |website=朝日新聞デジタル |publisher=朝日新聞社 |accessdate=2024-01-06}}</ref>。以降、オリジナル作品を中心に多数のテレビドラマの脚本を担当<ref name="NHK">{{Cite web|和書|title=NHKドラマと脚本家 : 大石静｜番組 |url= https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0010496 |date= |website=NHKアーカイブス |publisher=日本放送協会 |accessdate=2024-01-06}}</ref>。
24歳の時に[[甲状腺癌]]を発病し、その後間もなく[[舞台監督]]の高橋正篤<ref name="asahi20190113" />と結婚<ref name=asahi></ref>。


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[[1991年]]（平成3年）、脚本に専念するために俳優を廃業し{{Efn2|ただし廃業宣言はしていない。}}、二兎社を退団<ref name="而立書房" />。
[[宮川一郎]]に師事し、[[1981年]]、[[永井愛]]と2人だけの劇団「[[二兎社]]」を設立。二人で交互に女優と脚本を担当していた。


[[1996年]]（平成8年）、NHK連続テレビ小説『ふたりっ子』の脚本で第15回向田邦子賞と第5回橋田賞をダブル受賞<ref name="note2015">{{Cite web|和書|title=脚本家 大石静 |url=http://noteweb.jp/creators/%E5%A4%A7%E7%9F%B3-%E9%9D%99/ |website=NOTE Inc. (ノート株式会社) |publisher= |date=2015 |access-date=2023-11-22 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20171021164400/http://noteweb.jp/creators/%E5%A4%A7%E7%9F%B3-%E9%9D%99/ |archivedate=2017-10-21 |quote=97年NHK朝の連続TV小説「ふたりっ子」では第15回向田邦子賞と第5回橋田賞をダブル受賞、2008年WOWOW「恋せども、愛せども」では芸術祭優秀賞を受賞。2010年、大人の女性と17歳年下の男性との恋愛をリアルに描いた「セカンドバージン」(NHK)は、男女問わず多くの反響を呼んだ。}}</ref>。脚本を担当した[[2010年]]（平成22年）のNHKドラマ『セカンドバージン』は社会現象を巻き起こし<ref name="江口2011">{{Cite web|和書|title=映画 『セカンドバージン』記者会見＆舞台挨拶～シネルフレ(CINE REFLET)取材記事～ |author=江口由美 |date=2011-09-08 |url= http://cineref.com/2006-2011/kaiken/second-v.html |website=シネルフレ (CINE REFLET) |publisher= |access-date=2024-01-06 |quote=2010年にテレビドラマで社会現象を巻き起こした『セカンドバージン』。}}</ref><ref name="real20231106">{{Cite web|和書|title=鈴木京香主演×大石静脚本『セカンドバージン』リマスター版、NHK BSプレミアム4Kで放送へ |url= https://realsound.jp/movie/2023/11/post-1481620.html |date=2023-11-06 |websiteリアルサウンド 映画部 |publisher=株式会社blueprint |accessdate=2024-01-06 |quote=本作は、2024年の大河ドラマ『光る君へ』の脚本を手がける大石静による恋愛ドラマ。放送当時、辣腕プロデューサーと若手キャリアの許されざる恋が社会現象を巻き起こした。}}</ref>、[[国際ドラマフェスティバル_in_TOKYO#東京ドラマアウォード|東京ドラマアウォード]]2011の連続ドラマ部門〈優秀賞〉および脚本賞<ref name="演劇ニュース20111004" />、[[放送ウーマン賞]]2010を受賞<ref name="放送ウーマン賞" />。[[2020年]]（令和2年）に脚本家としての功績により[[文化庁長官表彰]]<ref name="文化庁2020" />、[[2021年]]（令和3年）には[[旭日小綬章]]を受章<ref name="日経20211103" /><ref name="後藤20211103" />。
[[1986年]]に『水曜日の恋人たち 見合いの傾向と対策』で本格的に脚本家としてデビューして以降、オリジナル作品を中心に多数のテレビドラマの脚本を担当<ref>[https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0010496 番組エピソード　NHKドラマと脚本家（大石静）-　NHKアーカイブス]</ref>。


[[2017年]]（平成29年）にはキャリア初のアニメーション作品、かつ初の[[ファンタジー]]作品として[[テレビアニメ]]『[[神撃のバハムート#テレビアニメ|神撃のバハムート VIRGIN SOUL]]』の脚本（全24話）を担当した{{Efn2|放送時点で大石は68歳だった。脚本起用は「アニメをやりたい」との大石の発言を監督の[[さとうけいいち]]が記憶していたからとも<ref>{{Cite web|和書|title=アフレコの思い出は呑んだことだけ!? アニメ「神撃のバハムート」ステージ【AnimeJapan 2016】 |author=佐藤京一 |date=2016-04-05 |url= https://webnewtype.com/report/anime/75680.html |website=WebNewtype |publisher=KADOKAWA |accessdate=2024-01-07 |quote=アニメ初参加の大石さんに関して、ある時アニメをやりたいと発言していたことを監督が覚えていて、本作で招聘したそうです。}}</ref>、同シリーズの音楽を担当する旧知の作曲家[[池頼広]]の推薦によるものともいう<ref name="ダヴィンチ20170526">{{Cite web|和書|title=『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』リレーインタビュー第3回 脚本・大石静「実写でもアニメでも、脚本を書く上では何も変わらない」 |author=はるのおと |url= https://ddnavi.com/interview/377512/a/ |website=アニメ ダ・ヴィンチ |publisher=KADOKAWA |date=2017-05-26 |accessdate=2024-01-07}}</ref>。}}。
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[[1991年]]、脚本に専念するために俳優を廃業し<ref group="注">ただし廃業宣言はしていない。</ref>、二兎社を退団。


[[2024年]]（令和6年）NHK[[大河ドラマ]]『[[光る君へ]]』の脚本を2021年から2024年9月27日頃まで執筆<ref>2024年9月30日（月）あさイチにて発言</ref>。前後し、同脚本の執筆中となる2022年12月に夫の高橋正篤と死別<ref name="fujin">{{Cite web|和書|title=大河ドラマ『光る君へ』脚本家・大石静「2話目を書き終えた頃に夫が他界。介護と仕事の両立は困難だったが、45年間で一番優しく接した時間だった」|url= https://fujinkoron.jp/articles/-/11064?page=3 |date=2024-02-26 |website=婦人公論 |publisher=婦人公論 |accessdate=2024-02-26}}</ref>。
[[1996年]]、『[[ふたりっ子]]』により第15回[[向田邦子賞]]、第5回[[橋田賞]]受賞。

[[2008年]]、『恋せども、愛せども』により[[芸術祭 (文化庁)#文部科学大臣賞（芸術祭賞）|文化庁芸術祭賞]]テレビ部門（ドラマの部）優秀賞受賞。

[[2011年]]、『[[セカンドバージン]]』により[[国際ドラマフェスティバル in TOKYO#東京ドラマアウォード|東京ドラマアウォード]]2011脚本賞、[[放送ウーマン賞#2010年度|放送ウーマン賞2010]]受賞<ref>{{Cite web|和書|url=https://sjwrt.com/award/award_2010.html|accessdate=2016-06-21|title=放送ウーマン賞2010 | 日本女性放送者懇談会 SJWRT}}</ref>。


== 脚本作品 ==
== 脚本作品 ==
359行目: 355行目:
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| rowspan="2" style="text-align:center" | [[2008年]]
| rowspan="2" style="text-align:center" | [[2008年]]
| [[おせん]]&nbsp;<ref group="注">[[おせん#サブタイトル|第1話のみ。]]</ref>
| [[おせん]]&nbsp;{{Efn2|脚本担当のクレジットは[[おせん#テレビドラマ|第1話のみ]]。}}
| style="text-align:center; white-space:nowrap;" | [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]
| style="text-align:center; white-space:nowrap;" | [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]
| style="text-align:center" | [[火曜ドラマ (日本テレビ)|火10]]
| style="text-align:center" | [[火曜ドラマ (日本テレビ)|火10]]
386行目: 382行目:
| [[藤山直美]]
| [[藤山直美]]
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| [[セカンドバージン]]
| [[セカンドバージン]]<ref>[https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0010475 番組エピソード 愛の形はさまざま！『恋愛ドラマ特集』-NHKアーカイブス]</ref>
| style="text-align:center" | NHK
| style="text-align:center" | NHK
| style="text-align:center" | [[ドラマ10|火10]]
| style="text-align:center" | [[ドラマ10|火10]]
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| rowspan="2" style="text-align:center" |[[2012年]]
| rowspan="2" style="text-align:center" |[[2012年]]
| [[鈴子の恋|鈴子の恋 ミヤコ蝶々女の一代記]]<ref group="注">[[長沖渉]]との共同脚本。</ref>
| [[鈴子の恋|鈴子の恋 ミヤコ蝶々女の一代記]]{{Efn2|[[長沖渉]]との共同脚本。}}
| style="text-align:center" | [[東海テレビ放送|東海テレビ]]
| style="text-align:center" | [[東海テレビ放送|東海テレビ]]
| style="text-align:center" | [[東海テレビ制作昼の帯ドラマ|昼の帯ドラマ]]
| style="text-align:center" | [[東海テレビ制作昼の帯ドラマ|昼の帯ドラマ]]
492行目: 488行目:
|[[松坂桃李]]、[[麻生久美子]]、[[井浦新]]
|[[松坂桃李]]、[[麻生久美子]]、[[井浦新]]
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|[[和田家の男たち]]{{Efn2|[[和田家の男たち#放送日程|全8話]]のうち、第3話・第4話は[[荒井修子]]との、第7話・最終話は[[田中眞一]]との共同脚本。また第5話は田中眞一の単独脚本である。}}
|[[和田家の男たち]]
| style="text-align:center"| テレビ朝日
| style="text-align:center"| テレビ朝日
| style="text-align:center"| 金曜ナイトドラマ
| style="text-align:center"| 金曜ナイトドラマ
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=== 配信ドラマ ===
=== 配信ドラマ ===
* [[離婚しようよ]]（2023年配信、[[Netflix]]）<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2209363/full/|title=宮藤官九郎×大石静、共同脚本のドラマ　Netflixで2023年世界配信|newspaper=Oricon News|publisher=[[オリコン]]|date=2021-10-06|accessdate=2021-10-24}}</ref> ※宮藤官九郎と共同脚本
* [[離婚しようよ]]（2023年配信、[[Netflix]]）<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2209363/full/|title=宮藤官九郎×大石静、共同脚本のドラマ　Netflixで2023年世界配信|newspaper=Oricon News|publisher=[[オリコン]]|date=2021-10-06|accessdate=2021-10-24}}</ref> ※[[宮藤官九郎]]と共同脚本


=== アニメ ===
=== アニメ ===
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== 出版 ==
== 出版 ==
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=== 脚本集 ===
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* 『シナリオ わたしってブスだったの?』[[PHP研究所]]、1993年10月。
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* 『徹底的に愛は…』[[キネマ旬報社]]、1993年12月。
* 『客席の中の女優たち』モーニングデスク（発行）、[[星雲社]]（発売）、1995年11月{{Efn2|エッセイ集。1995年&ndash;1996年上演のミュージカル「[[ガールズ・タイム 〜女の子よ、大志を抱け!〜]]」の脚本も収録。}}。
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* 『ふたりっ子』全5冊、[[新風舎]]〈新風舎文庫〉、2003年10月。
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* 『星降る夜に シナリオブック』幻冬舎、2023年3月。

=== 小説 ===
=== 小説 ===
* 鎌倉ペンション物語（1989年5月、[[角川文庫]]）共著：小野紀美子
* 鎌倉ペンション物語（1989年5月、[[角川文庫]]）共著：小野紀美子
547行目: 550行目:
* 男こそ顔だ!（1994年1月、文藝春秋→文春文庫）
* 男こそ顔だ!（1994年1月、文藝春秋→文春文庫）
* 駿台荘物語（1994年11月、文藝春秋→文春文庫）
* 駿台荘物語（1994年11月、文藝春秋→文春文庫）
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* 『客席の中の女優たち』モーニングデスク（発行）、[[星雲社]]（発売）、1995年11月。
* ねこの恋（1998年、[[講談社]]→[[講談社文庫]]）
* ねこの恋（1998年、[[講談社]]→[[講談社文庫]]）
* 静心（2001年3月、[[角川書店]]→『究極のいい女』〈改題〉[[角川文庫]]）
* 静心（2001年3月、[[角川書店]]→『究極のいい女』〈改題〉[[角川文庫]]）
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* 日本のイ<sub>キ</sub>（2006年、幻冬舎文庫）
* 日本のイ<sub>キ</sub>（2006年、幻冬舎文庫）
* ニッポンの横顔（2008年、中央公論新社）
* ニッポンの横顔（2008年、中央公論新社）

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=== 脚本集 ===
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* わたしってブスだったの?（1993年10月、[[PHP研究所]]）
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* 徹底的に愛は…（1993年12月、[[キネマ旬報社]]）
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* 客席の中の女優たち ガールズ・タイム モーニングデスク（1995年11月、[[星雲社]]）
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* ふたりっ子 1-5（2003年、[[新風舎]]文庫）
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*星降る夜に　シナリオブック（2023年、幻冬舎）


== 受賞歴 ==
== 受賞歴 ==
'''1995年'''
'''1995年'''
* 第4回[[ザテレビジョンドラマアカデミー賞]] '''脚本賞'''（『[[私の運命]]』）
* 第4回[[ザテレビジョンドラマアカデミー賞]] 脚本賞（『[[私の運命]]』）

'''1996年'''
* 第15回[[向田邦子賞]]（『ふたりっ子』）
* 第5回[[橋田賞]]（『ふたりっ子』）

'''2008年'''
* 第62回[[文化庁芸術祭賞]]テレビ部門（ドラマの部）優秀賞（『恋せども、愛せども』）

'''2018年'''
*第99回[[ザテレビジョンドラマアカデミー賞]] 脚本賞（『大恋愛〜僕を忘れる君と』）<ref>{{Cite web|和書|title=脚本賞 受賞インタビュー 大石静｜第99回 - ザテレビジョンドラマアカデミー賞 |url= https://thetv.jp/feature/drama-academy/99/awards/interview/7/ |date=2019-02 |website=ザテレビジョンドラマアカデミー賞ウェブサイト |publisher=KADOKAWA |accessdate=2024-01-08}}</ref>

'''2011年'''
* [[東京ドラマアウォード]]2011 脚本賞（『セカンド・バージン』）、連続ドラマ部門 優秀賞（『セカンド・バージン』）<ref>{{Cite web|和書|title=東京ドラマアウォード 2011 |url= https://j-ba.or.jp/drafes/award/2011.html#aw-personal |date=2011-10 |website=国際ドラマフェスティバル in TOKYO |publisher=国際ドラマフェスティバル事務局 |accessdate=2024-01-06 |quote=脚本賞, 大石 静, セカンドバージン}}</ref><ref name="演劇ニュース20111004">{{Cite web|和書|title=東京ドラマアウォード2011 |url= http://www.moon-light.ne.jp/news/2011/10/drama2011.html |date=2011-10-04 |website=演劇ニュース｜シアターリーグ |publisher=moon-light |accessdate=2024-01-06 |quote=その他、脚本賞は「セカンドバージン」の大石静、演出賞は「相棒 Season 9」の[[和泉聖治]]、プロデュース賞は「フリーター、家を買う。」「マルモのおきて」の[[橋本芙美]]が受賞。}}</ref>
* [[放送ウーマン賞]]2010（『セカンド・バージン』）<ref name="放送ウーマン賞">{{Cite web|和書|url= https://sjwrt.com/award/award_2010.html |title=放送ウーマン賞2010 |date=2021 |website=日本女性放送者懇談会 (SJWRT) |accessdate=2016-06-21 |quote=2010年秋にNHKで放送された「セカンドバージン」は、リアリティと品性を保ちながら女性の強さと危うさを見事に表現し、大きな反響を呼びました。時代を反映し、特に大人の女性たちを惹きつけるドラマを作り続けていることにエールを送り、「放送ウーマン賞2010」をお贈りします。}}</ref>


'''2020年'''
'''2020年'''
* [[文化庁長官]]表彰<ref>[https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/92684701_02.pdf 令和二年度文化庁長官表彰名簿]</ref>
* [[文化庁長官表彰]]<ref name="文化庁2020">{{Cite web|和書|title=令和2年度文化庁長官表彰名簿 |url= https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/92684701_02.pdf#page=13 |page=11 |date=2020-12-01 |format=pdf |publisher=文化庁 |accessdate=2020-12-03}} ※pdf配布元は[[文化庁]]ウェブサイト「[https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/92684701.html 令和2年度文化庁長官表彰被表彰者の決定について]」ページ。</ref>


'''2021年'''
'''2021年'''
* [[旭日小綬章]]<ref>『官報』号外第250号、令和3年11月4日</ref><ref>{{Cite web|和書|title=橋爪功さんら秋の叙勲、旭日大綬章に畔柳信雄氏ら 4036人受章|date=2021-11-03|url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA02AMK0S1A101C2000000/|publisher=日本経済新聞|access-date=2023-01-14}}</ref>
* [[旭日小綬章]]<ref>『官報』号外第250号、令和3年11月4日。</ref><ref name="日経20211103">{{Cite web|和書|title=橋爪功さんら秋の叙勲、旭日大綬章に畔柳信雄氏ら 4036人受章 |date=2021-11-03 |url= https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA02AMK0S1A101C2000000/ |publisher=日本経済新聞|access-date=2023-11-06}}</ref>

'''2023年'''
* 東京ドラマアウォード2023 連続ドラマ部門 優秀賞（『星降る夜に』）<ref>{{Cite web|和書|title=東京ドラマアウォード 2023 |url= https://www.j-ba.or.jp/drafes/award/2023.html#aw-series |date=2023-10 |website=国際ドラマフェスティバル in TOKYO |publisher=国際ドラマフェスティバル事務局 |accessdate=2024-01-08}}</ref>

'''2024年'''
* 第72回[[菊池寛賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://bungakushinko.or.jp/award/kikuchi/list.html|title=菊池賞受賞者一覧|work=[[日本文学振興会]]|accessdate=2024-10-09}}</ref>


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
=== 出典 ===
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*[http://blog.5012.jp/ohishi/ 静の海] - 公式サイト
* [http://blog.5012.jp/ohishi/ 静の海] - 大石静 公式ウェブサイト
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* {{Tvdrama-db name}}
*[http://noteweb.jp/creators/%e5%a4%a7%e7%9f%b3-%e9%9d%99/ プロフィール] - NOTE Inc. リンク切れ
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* {{NHK人物録|D0009071356_00000}}
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* “[https://asuneta.com/archives/117405 大石静の夫は高橋正篤。家族、暴君な父親とは。現在(2023)は大御所、若い頃は借金返済の壮絶な生い立ち]” - アスネタ – 芸能ニュースメディア
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*{{NHK人物録|D0009071356_00000}}
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*[https://asuneta.com/archives/117405 大石静の夫は高橋正篤。家族、暴君な父親とは。現在(2023)は大御所、若い頃は借金返済の壮絶な生い立ち] - [https://asuneta.com/ アスネタ – 芸能ニュースメディア | 芸能ニュース最新まとめ]


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2024年10月19日 (土) 11:31時点における版

大石 静
プロフィール
本名 高橋 静
誕生日 (1951-09-15) 1951年9月15日（73歳）
出身地 日本の旗 日本・東京都
主な作品
テレビドラマ 『私の運命』
『ふたりっ子』
『Days』
『オードリー』
『ハンドク!!!』
『功名が辻』
『暴れん坊ママ』
『四つの嘘』
『セカンドバージン』
『家売るオンナ』シリーズ
『大恋愛〜僕を忘れる君と』
『知らなくていいコト』
『光る君へ』
映画 『セカンドバージン』
受賞
第15回向田邦子賞（『ふたりっ子』）
第5回橋田賞（同）
平成19年度（第62回）文化庁芸術祭賞テレビ部門（ドラマの部） 優秀賞（『恋せども、愛せども』）
東京ドラマアウォード2011 脚本賞（『セカンドバージン』）
放送ウーマン賞2010（同）
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大石 静（おおいし しずか、1951年9月15日 - 、本名：高橋 静（たかはし しずか）[1][2]）は、日本の脚本家、エッセイスト、作家、女優。

東京都千代田区猿楽町出身[3]。日本女子大学文学部卒業。ノート所属[4][5]。『セカンドバージン』など数々のラブストーリーを手掛け、「ラブストーリーの名手」と評される[6][7][8]。夫は舞台監督の高橋正篤[9]。

来歴・人物

1951年（昭和26年）東京都千代田区・駿河台にあった旅館「駿台荘」で生まれ育つ[10]（のちに大石の著作のタイトル『駿台荘物語』にもなっている）。同旅館は著名文士等の隠れ場所でもあり、大石の養母がオーナーを務めていた[11]。

1974年（昭和49年）、日本女子大学文学部国文学科（現・日本文学科）卒業[12][13]。女優を志し青年座研究所に入所[12]。24歳の時に甲状腺癌を発病し、その後間もなく高橋と結婚[9][12]。宮川一郎に師事し[8][14][15]、1981年（昭和56年）、永井愛と2人だけの劇団「二兎社」を設立[16]。二人で交互に女優と脚本を担当していた。

1986年（昭和61年）にTBSのテレビドラマ『水曜日の恋人たち 見合いの傾向と対策』で本格的に脚本家としてデビュー[17]。以降、オリジナル作品を中心に多数のテレビドラマの脚本を担当[18]。

1991年（平成3年）、脚本に専念するために俳優を廃業し[注 1]、二兎社を退団[16]。

1996年（平成8年）、NHK連続テレビ小説『ふたりっ子』の脚本で第15回向田邦子賞と第5回橋田賞をダブル受賞[5]。脚本を担当した2010年（平成22年）のNHKドラマ『セカンドバージン』は社会現象を巻き起こし[19][20]、東京ドラマアウォード2011の連続ドラマ部門〈優秀賞〉および脚本賞[21]、放送ウーマン賞2010を受賞[22]。2020年（令和2年）に脚本家としての功績により文化庁長官表彰[23]、2021年（令和3年）には旭日小綬章を受章[1][17]。

2017年（平成29年）にはキャリア初のアニメーション作品、かつ初のファンタジー作品としてテレビアニメ『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』の脚本（全24話）を担当した[注 2]。

2024年（令和6年）NHK大河ドラマ『光る君へ』の脚本を2021年から2024年9月27日頃まで執筆[25]。前後し、同脚本の執筆中となる2022年12月に夫の高橋正篤と死別[26]。

脚本作品

テレビドラマ

放送年 タイトル 制作局 放送枠 主な出演者
1986年 水曜日の恋人たち 見合いの傾向と対策 TBS 水曜ドラマスペシャル 浅野ゆう子
1987年 悪妻物語 テレビ東京 ドラマ女の手記 岡江久美子
恋に恋して恋きぶん TBS 火9 MIE
水曜日の恋人たちIII 恋のプッツン指数 TBS 水曜ドラマスペシャル 浅野ゆう子
ヨーシいくぞ! TBS 木7:30 吉幾三
赤ちゃんに乾杯! TBS 土10 荻野目洋子
1988年 隣の未亡人とおかしな二人 テレビ朝日 木9 八千草薫、草刈正雄
時間ですよ たびたび TBS 月9 森光子
隣の奥さん TBS ドラマ23 岩下志麻、佐藤B作
下町の空は茜色 TBS ドラマ23 三田村邦彦、有森也実、野口五郎
1989年 鎌倉ペンション物語 TBS 愛の劇場 沢田亜矢子
アメリカ映画みたいに TBS 土曜ドラマスペシャル 古谷一行、早見優
お局様はハイミス管理職 TBS 月曜ドラマスペシャル 泉ピン子
1990年 残りの雪 TBS 月曜ドラマスペシャル 藤竜也、竹下景子
トップスチュワーデス物語 TBS 火8 山田邦子
舞いの家 TBS 月曜ドラマスペシャル 根津甚八、古手川祐子
あなたの知らない世界「兄弟」 TBS 単発ドラマ 坂上香織
1991年 ママってきれい!? TBS 金9 浅野温子
柴門ふみの恋愛論 TBS ドラマチック22 秋吉久美子、小林聡美、伊原剛志、河合美智子、渡辺正行、船越英一郎
危険な女 TBS ドラマチック22 渡辺正行
流れのさなかで TBS 月曜ドラマスペシャル 沢田亜矢子
ステキなわがママ TBS ドラマチック22 所ジョージ、阿木燿子
不思議な愛の語・雪山遭遇 TBS 単発ドラマ 髙嶋政宏
デパート!夏物語 TBS 火8 高嶋政宏
ヴァンサンカン・結婚 フジテレビ 木10 安田成美
1992年 おとなの選択 TBS 金10 松田聖子
夫婦のさかだち TBS 日9（単発） 橋爪功、倍賞美津子
けんかラーメン TBS 日9（単発） 風間杜夫、安田成美
本気でオンリー・ユー 読売テレビ ドラマシティ'92 間寛平、床嶋佳子
家族の食卓'93 「天子の梯子」 フジテレビ 単発ドラマ 浅野温子、渡瀬恒彦
1993年 わたしってブスだったの? TBS 金10 松田聖子
結婚式 フジテレビ 単発ドラマ 菊池桃子、石田純一
徹底的に愛は… TBS 金10 仙道敦子、吉田栄作
1994年 長男の嫁 TBS 木10 浅野ゆう子
松本清張特別企画・証明 TBS 単発ドラマ 風間杜夫
私の運命 TBS 火9 坂井真紀
1995年 長男の嫁2・実家天国 TBS 木10 浅野ゆう子
1996年 ふたりっ子 NHK 連続テレビ小説 岩崎ひろみ、菊池麻衣子
1997年 オトナの男 TBS 日9 役所広司
1998年 Days フジテレビ 月9 長瀬智也
ふたつの愛 NHK 水10 田中好子
あきまへんで! TBS 金10 中村玉緒
1999年 アフリカの夜 フジテレビ 木10 鈴木京香
松本清張特別企画・顔 TBS 単発ドラマ 戸田菜穂
終のすみか NHK 土9 段田安則、田中好子
2000年 オードリー NHK 連続テレビ小説 岡本綾
2001年 ハンドク!!! TBS 水10 長瀬智也
2002年 愛と青春の宝塚 フジテレビ 正月ドラマ 藤原紀香、木村佳乃
First Love TBS 水10 渡部篤郎、深田恭子
2003年 あなたの人生お運びします! TBS 木10 藤原紀香
2004年 向田邦子の恋文 TBS 正月ドラマ 山口智子、大口広司、樹木希林、岸本加世子、加藤治子、森繁久弥
9.11 フジテレビ 単発ドラマ 和久井映見、稲垣吾郎、石黒賢、鈴木杏樹、柏木由紀子、宇津井健
2005年 国盗り物語 テレビ東京 新春ワイド時代劇 北大路欣也
2006年 功名が辻 NHK 大河ドラマ 仲間由紀恵、上川隆也
2007年 ミヤコ蝶々ものがたり テレビ朝日 単発ドラマ 久本雅美
恋せども、愛せども WOWOW ドラマW 長谷川京子、京野ことみ、池内博之、檀ふみ、岸惠子
暴れん坊ママ フジテレビ 火9 上戸彩、大泉洋
2008年 おせん [注 3] 日本テレビ 火10 蒼井優
四つの嘘 テレビ朝日 木9 永作博美
2009年 ママは昔パパだった WOWOW 連続ドラマW 戸田恵子
ギネ 産婦人科の女たち 日本テレビ 水10 藤原紀香
2010年 夏子と天才詐欺師たち 朝日放送 単発ドラマ 藤山直美
セカンドバージン NHK 火10 鈴木京香
2011年 蜜の味〜A Taste Of Honey〜 フジテレビ 木10 榮倉奈々、菅野美穂
2012年 鈴子の恋 ミヤコ蝶々女の一代記[注 4] 東海テレビ 昼の帯ドラマ 映美くらら
クレオパトラな女たち 日本テレビ 水10 佐藤隆太
2013年 お天気お姉さん テレビ朝日 金11 武井咲
ガラスの家 NHK ドラマ10 井川遥
2014年 家族狩り TBS 金曜ドラマ 松雪泰子
ゼロの真実〜監察医・松本真央〜 テレビ朝日 木曜ドラマ 武井咲
2015年 セカンド・ラブ テレビ朝日 金曜ナイトドラマ 亀梨和也
2016年 コントレール〜罪と恋〜 NHK ドラマ10 石田ゆり子
家売るオンナ 日本テレビ 水10 北川景子
2017年 しあわせの記憶 TBS スペシャルドラマ 渡辺謙
トットちゃん! テレビ朝日 帯ドラマ劇場 清野菜名、松下奈緒
2018年 大恋愛〜僕を忘れる君と TBS 金曜ドラマ 戸田恵梨香、ムロツヨシ
2019年 家売るオンナの逆襲 日本テレビ 水10 北川景子
永遠のニㇱパ 〜北海道と名付けた男 松浦武四郎〜 NHK札幌 スペシャルドラマ 松本潤
2020年 知らなくていいコト 日本テレビ 水10 吉高由里子
恋する母たち TBS 金曜ドラマ 木村佳乃、吉田羊、仲里依紗
2021年 あのときキスしておけば テレビ朝日 金曜ナイトドラマ 松坂桃李、麻生久美子、井浦新
和田家の男たち[注 5] テレビ朝日 金曜ナイトドラマ 相葉雅紀、佐々木蔵之介、段田安則
2023年 星降る夜に テレビ朝日 火曜9時ドラマ 吉高由里子、北村匠海
2024年 光る君へ[27] NHK 大河ドラマ 吉高由里子

映画

配信ドラマ

アニメ

舞台

作詞

  • クミコ「最後の恋〜哀しみのソレアード〜」（2011年）

出版

脚本集

  • 『シナリオ わたしってブスだったの?』PHP研究所、1993年10月。
  • 『徹底的に愛は…』キネマ旬報社、1993年12月。
  • 『客席の中の女優たち』モーニングデスク（発行）、星雲社（発売）、1995年11月[注 6]。
  • 『ふたりっ子』全5冊、新風舎〈新風舎文庫〉、2003年10月。
  • 『星降る夜に シナリオブック』幻冬舎、2023年3月。

小説

エッセイ

  • わたしってブスだったの?（1993年7月、飛鳥新社→文春文庫）
  • 男こそ顔だ!（1994年1月、文藝春秋→文春文庫）
  • 駿台荘物語（1994年11月、文藝春秋→文春文庫）
  • 『客席の中の女優たち』モーニングデスク（発行）、星雲社（発売）、1995年11月。
  • ねこの恋（1998年、講談社→講談社文庫）
  • 静心（2001年3月、角川書店→『究極のいい女』〈改題〉角川文庫）
  • ポンポンしてる?（2003年、小学館→幻冬舎文庫）
  • 別れられないよね？（2005年、幻冬舎）
  • 日本のイキ（2006年、幻冬舎文庫）
  • ニッポンの横顔（2008年、中央公論新社）

受賞歴

1995年

1996年

2008年

  • 第62回文化庁芸術祭賞テレビ部門（ドラマの部）優秀賞（『恋せども、愛せども』）

2018年

2011年

2020年

2021年

2023年

  • 東京ドラマアウォード2023 連続ドラマ部門 優秀賞（『星降る夜に』）[32]

2024年

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ ただし廃業宣言はしていない。
  2. ^ 放送時点で大石は68歳だった。脚本起用は「アニメをやりたい」との大石の発言を監督のさとうけいいちが記憶していたからとも[24]、同シリーズの音楽を担当する旧知の作曲家池頼広の推薦によるものともいう[15]。
  3. ^ 脚本担当のクレジットは第1話のみ。
  4. ^ 長沖渉との共同脚本。
  5. ^ 全8話のうち、第3話・第4話は荒井修子との、第7話・最終話は田中眞一との共同脚本。また第5話は田中眞一の単独脚本である。
  6. ^ エッセイ集。1995年–1996年上演のミュージカル「ガールズ・タイム 〜女の子よ、大志を抱け!〜」の脚本も収録。

出典

  1. ^ a b c “橋爪功さんら秋の叙勲、旭日大綬章に畔柳信雄氏ら 4036人受章”. 日本経済新聞 (2021年11月3日). 2023年11月6日閲覧。
  2. ^ “令和3年秋の叙勲 旭日章 小綬章以下 : 東京都” (pdf). 内閣府 (2021年11月). 2024年1月6日閲覧。 “旭小, 芸術文化功労, 脚本家, 高橋静（大石静） 女70, 東京都港区” ※pdf配布元は内閣府ウェブサイト「令和3年秋の叙勲受章者名簿 : 日本の勲章・褒章」ページ。
  3. ^ “神田中央連合 神田猿楽町町会”. 神田祭.ch (神田祭公式ブログ). 2021年4月26日閲覧。 “また、猿楽町は、文芸評論家・小林秀雄氏、作家・永井龍男、脚本家・大石 静さんが生まれ育った町でもあります。”
  4. ^ “NOTE Inc. / ノート株式会社 - The Agency for Creators & Specialists / クリエイタ－ズ・エージェンシー -”. NOTE Inc.. ノート株式会社. 2024年1月6日閲覧。
  5. ^ a b “脚本家 大石静”. NOTE Inc. (ノート株式会社) (2015年). 2017年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月22日閲覧。 “97年NHK朝の連続TV小説「ふたりっ子」では第15回向田邦子賞と第5回橋田賞をダブル受賞、2008年WOWOW「恋せども、愛せども」では芸術祭優秀賞を受賞。2010年、大人の女性と17歳年下の男性との恋愛をリアルに描いた「セカンドバージン」(NHK)は、男女問わず多くの反響を呼んだ。”
  6. ^ “「セカンドバージン」脚本家・大石静が描く新たな“劇的恋愛” 「常識を超えた愛」に込めた想いとは モデルプレスインタビュー”. モデルプレス. ネットネイティブ (2016年4月8日). 2017年10月21日閲覧。
  7. ^ “黒柳徹子の“人生初告白”を引き出した脚本家・大石静、『トットちゃん!』への固い信念語る”. テレ朝POST. テレビ朝日 (2017年10月5日). 2017年10月21日閲覧。
  8. ^ a b “「光る君へ」 作・大石静 ロングインタビュー「紫式部と藤原道長との切ないラブストーリーはもちろん、スリリングな宮廷での権力闘争にご期待ください！」”. ステラnet. 一般財団法人NHK財団 (2024年1月3日). 2024年1月6日閲覧。 ““ラブストーリーの名手”と称される大石静は、貴族文化華やかなりしこの時代をどう捉え、いかに描いていくのか。作品のポイントを聞いた。”
  9. ^ a b 大岩ゆり (2019年1月13日). “腸閉塞に苦しんだ大石静さん 病室でドラマ書き続けた”. 朝日新聞デジタル. https://www.asahi.com/articles/ASM1C4666M1CUBQU00N.html 2019年10月29日閲覧。 
  10. ^ 猿楽町 青野. “神田猿楽町 町会内のお店紹介 - 第1回 五味美智子さんの「シナリー・エムリ営業所」”. こちら神保町 Official Site. 2021年4月26日閲覧。 “作家・大石静さんのご実家で、ご本人の著書タイトルにもなっている「駿台荘」（旅館）はこの女坂の右側にありました。坂の向かって左側には「日昇館」という旅館もありました。”
  11. ^ 中西隆紀 (2002年10月25日). “神田仮想現実図書館23 : 神田の高さ、そして南極｜神田資料室”. KANDAアーカイブ. NPO法人神田学会. 2021年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月26日閲覧。 “駿台荘は昭和元年創業だから、関東大震災で焼け野原の駿河台に創業した。オーナーは大石静さんの養母犬塚雪代さんである。／彼女はこのオーナーの養子として育ったのだが、あの『人間の条件』の五味川純平に可愛がられ、かつ五味康祐氏に手相を見てもらったり、開高健にパイプのコレクションを見せてもらったりしている。彼らの他に檀一雄、江戸川乱歩、吉川英治、松本清張、柴田錬三郎、桑原武夫などがここで原稿を書いていた。” ※初出は『KANDAルネッサンス』63号（2002年10月25日）、pp. 10-11.
  12. ^ a b c 横田由美子 (2011年9月6日). “苦難の女優時代、がんとも闘って 大石静さん（上）”. ジョブラボ. 朝日新聞社. 2012年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月6日閲覧。 ※初出は朝日新聞2007年11月17日付 be「逆風満帆」欄。
  13. ^ “卒業生 大石静さんが「旭日小綬章」を受章”. 日本女子大学 受賞・活躍紹介サイト. 学校法人日本女子大学 (2021年11月). 2024年1月6日閲覧。
  14. ^ “『水戸黄門』が50周年、脚本家はすぐに終わらせる予定だった”. NEWSポストセブン. 小学館 (2019年8月12日). 2024年1月7日閲覧。 “そんな危機的状況を救ったのは、脚本家の宮川一郎。ドラマ『家売るオンナ』などで知られる脚本家・大石静の師匠である。”
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  16. ^ a b “戯曲（国内） : 永井愛｜図書目録”. 而立書房ウェブサイト. 而立書房. 2024年1月6日閲覧。 “著者：永井 愛（ながい・あい） [...] 1981年 大石静と劇団二兎社を旗揚げ。1991年より二兎社主宰。”
  17. ^ a b 後藤洋平 (2021年11月3日). “新作書き続ける大石静さん 「これドラマに…」の毎日が生むヒット作”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2024年1月6日閲覧。
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  20. ^ “鈴木京香主演×大石静脚本『セカンドバージン』リマスター版、NHK BSプレミアム4Kで放送へ”. 株式会社blueprint (2023年11月6日). 2024年1月6日閲覧。 “本作は、2024年の大河ドラマ『光る君へ』の脚本を手がける大石静による恋愛ドラマ。放送当時、辣腕プロデューサーと若手キャリアの許されざる恋が社会現象を巻き起こした。”
  21. ^ a b “東京ドラマアウォード2011”. 演劇ニュース｜シアターリーグ. moon-light (2011年10月4日). 2024年1月6日閲覧。 “その他、脚本賞は「セカンドバージン」の大石静、演出賞は「相棒 Season 9」の和泉聖治、プロデュース賞は「フリーター、家を買う。」「マルモのおきて」の橋本芙美が受賞。”
  22. ^ a b “放送ウーマン賞2010”. 日本女性放送者懇談会 (SJWRT) (2021年). 2016年6月21日閲覧。 “2010年秋にNHKで放送された「セカンドバージン」は、リアリティと品性を保ちながら女性の強さと危うさを見事に表現し、大きな反響を呼びました。時代を反映し、特に大人の女性たちを惹きつけるドラマを作り続けていることにエールを送り、「放送ウーマン賞2010」をお贈りします。”
  23. ^ a b “令和2年度文化庁長官表彰名簿” (pdf). 文化庁. p. 11 (2020年12月1日). 2020年12月3日閲覧。 ※pdf配布元は文化庁ウェブサイト「令和2年度文化庁長官表彰被表彰者の決定について」ページ。
  24. ^ 佐藤京一 (2016年4月5日). “アフレコの思い出は呑んだことだけ!? アニメ「神撃のバハムート」ステージ【AnimeJapan 2016】”. WebNewtype. KADOKAWA. 2024年1月7日閲覧。 “アニメ初参加の大石さんに関して、ある時アニメをやりたいと発言していたことを監督が覚えていて、本作で招聘したそうです。”
  25. ^ 2024年9月30日（月）あさイチにて発言
  26. ^ “大河ドラマ『光る君へ』脚本家・大石静「2話目を書き終えた頃に夫が他界。介護と仕事の両立は困難だったが、45年間で一番優しく接した時間だった」”. 婦人公論. 婦人公論 (2024年2月26日). 2024年2月26日閲覧。
  27. ^ “2024年大河ドラマ『光る君へ』作・大石静さん 主演・吉高由里子さん”. NHKドラマ情報. (2022年5月11日). https://www.nhk.jp/g/blog/z5oq49w1n/ 2022年5月11日閲覧。 
  28. ^ “宮藤官九郎×大石静、共同脚本のドラマ　Netflixで2023年世界配信”. Oricon News (オリコン). (2021年10月6日). https://www.oricon.co.jp/news/2209363/full/ 2021年10月24日閲覧。 
  29. ^ “脚本賞 受賞インタビュー 大石静｜第99回 - ザテレビジョンドラマアカデミー賞”. ザテレビジョンドラマアカデミー賞ウェブサイト. KADOKAWA (2019年2月). 2024年1月8日閲覧。
  30. ^ “東京ドラマアウォード 2011”. 国際ドラマフェスティバル in TOKYO. 国際ドラマフェスティバル事務局 (2011年10月). 2024年1月6日閲覧。 “脚本賞, 大石 静, セカンドバージン”
  31. ^ 『官報』号外第250号、令和3年11月4日。
  32. ^ “東京ドラマアウォード 2023”. 国際ドラマフェスティバル in TOKYO. 国際ドラマフェスティバル事務局 (2023年10月). 2024年1月8日閲覧。
  33. ^ “菊池賞受賞者一覧”. 日本文学振興会. 2024年10月9日閲覧。

関連項目

外部リンク

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