ヴォルゴグラード
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ヴォルゴグラード(Волгоград (Volgograd))は、ロシアのヴォルガ川西岸に位置する都市。1925年から1961年まではスターリングラード(Сталинград (Stalingrad))と呼ばれており、第二次世界大戦の独ソ戦の激戦地として知られる。
現在はロシア連邦の南部連邦管区に属するヴォルゴグラード州の州都で、人口はおよそ110万人。
1589年にタタールの襲撃に備えて築かれたツァリーィン(Царицын (Tsaritsyn))要塞から発展した町で、ツァリーツィンの名もタタール語に由来する。ロシア革命後の内戦で反革命勢力に対する勝利に貢献したため、1925年にヨシフ・スターリンにちなんでスターリングラードと命名された。
ソビエト連邦の工業化政策のもとで、南ロシアにおける重要な重工業都市に発展したスターリングラードは、1942年夏にドイツ軍の包囲を受けて、半年以上にわたるスターリングラード攻防戦の舞台となった。