アエロエクスプレス
表示
アエロエクスプレス(ロシア語: ООО «Аэроэкспресс»)とは、ロシア連邦において空港連絡鉄道を運営する会社である。2005年に設立され、出資比率はロシア鉄道が50%、ASトランスグループが25%、イスカンダル・マフムドフ氏が17.5%、アンドレイ・ボカレフ氏が7.5%である[1]。一時期はカザン、ソチ、ウラジオストクの空港連絡鉄道も運営していたが、現在はモスクワの3空港(シェレメーチエヴォ、ドモジェドヴォ、ヴヌーコヴォ)との空港連絡鉄道のみを運営している。2012年の年間利用者数は1740万人であった。[2]
路線
[編集]モスクワ
[編集]- ドモジェドヴォ空港:パヴェレツキー駅発着(2002年運行開始)、所要時間は約45分である。
- ヴヌーコヴォ国際空港:キエフスキー駅発着(2004年運行開始)
- シェレメーチエヴォ国際空港:ベラルースキー駅発着(2009年運行開始)
カザン
[編集]2013年5月22日にカザン旅客駅 - カザン国際空港間にて運行が開始された。所要時間は約20分である。2015年2月に経営がソドルジェストヴォ社(Содружество)に移管された。
ソチ
[編集]2012年2月15日にソチ駅 - アドレル駅 - ソチ国際空港間にて運行が開始された[3]。2015年に経営がロシア鉄道に移管された。
ウラジオストク
[編集]2012年7月20日にウラジオストク駅 - クネヴィッチ駅間で運行が開始された。途中の停車駅はフタラヤ・レーチカ駅、ウゴリナヤ駅、アルチョーム駅の3駅である。約2時間おきに1日5往復運行されており、所要時間は54分である[4]。2015年1月に経営がエクスプレス・プリモリヤ社(Экспресс Приморья)に移管された。
脚注
[編集]- ^ "Aeroexpress may set up subsidiary to serve St. Petersburg airport", Russia & CIS Business & Financial Daily, 5 Mar 2013, accessed 13 Mar 2013 via Nexis
- ^ “"Aeroexpress Ups Passenger Flow 24%" The Moscow Times” (2013年1月23日). 2016年10月28日閲覧。
- ^ http://lastochka-poezd.ru/sochi_aeroport_poezd_lastochka/
- ^ アエロエクスプレス時刻表(ウラジオストク国際空港公式HP)