アルゼード級駆逐艦
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アルゼード級駆逐艦 | |
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基本情報 | |
種別 | 駆逐艦 |
運用者 | スペイン海軍 |
建造期間 | 1915年 - 1925年 |
就役期間 | 1924年 - 1961年 |
同型艦 | 3隻 |
前級 | ブスタマンチ級 |
次級 | チュルカ級 |
要目 | |
排水量 |
基準:1,061 トン 満載:1,315 トン |
全長 | 86.25 m |
最大幅 | 8.23 m |
吃水 | 4,57 m |
機関方式 |
ヤーロウ式ボイラー×4基 パーソンズ式ギアードタービン×2基 スクリュープロペラ×2基 |
出力 | 33,000 shp |
速力 | 34ノット (63 km/h) |
航続距離 |
2,500海里 (4,600 km) ※15ノット (28 km/h)巡航時 |
乗員 | 86名 |
兵装 |
・45口径4インチ(102mm)砲×3基 ・47mm対空砲×2基 ・2連装533mm魚雷発射管×2基 |
アルゼード級駆逐艦(スペイン語: Clase Alsedo)はスペイン海軍の駆逐艦。1915年計画で承認されたが第一次世界大戦のために起工は遅れ、就役時にはすでに旧式艦となってしまっていた。スペイン内戦ではヴァラスコが国民党側に、アルゼードとラザーガは政府側につき、ヴァラスコは1936年9月19日に潜水艦B6を撃沈するという戦果を挙げている。1940年から43年にかけて近代化改装が行われ、10.2cm砲1門が8.8cm高角砲1門に変更され、20mm機銃4丁が追加された。
同型艦
[編集]- アルゼード (Alsedo) - 1920年起工、1922年10月26日進水、1924年就役、1960年除籍
- ラザーガ (Lazaga) - 1920年起工、1924年3月進水、1925年就役、1961年除籍
- ヴァラスコ (Velasco) - 1920年起工、1923年6月進水、1925年就役、1961年除籍
参考文献
[編集]- M.J.ホイットレー、『第二次大戦駆逐艦総覧』、岩重多四郎 訳、大日本絵画、2000年、ISBN 4-499-22710-0
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、アルゼード級駆逐艦に関するカテゴリがあります。