アレクサンダー・ベアリング (第6代アシュバートン男爵)
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第6代アシュバートン男爵アレクサンダー・フランシス・セント・ヴィンセント・ベアリング(英: Alexander Francis St Vincent Baring, 6th Baron Ashburton, KG, KCVO, KStJ, DL、1898年4月7日 - 1991年6月12日)は、イギリスの銀行家、実業家、貴族、政治家。
経歴
[編集]1898年4月7日、第5代アシュバートン男爵フランシス・ベアリングとその妻マーベル(第4代フッド子爵フランシス・フッドの娘)の間の第5子長男として生まれる[1]。
イートン校を経てサンドハースト王立陸軍士官学校へ進学し、1917年にロイヤル・スコッツ・グレイズに入隊[2]。
1932年から1968年までアライアンス・アシュアランスの取締役を務める[2]。1938年3月27日に第6代アシュバートン男爵位を継承し[2]、貴族院議員に列した[3]。1939年には王立援軍空軍に入隊した[2]。1944年から1966年にかけてはプレスト・スチール・カンパニーの取締役を務める[2]。
1958年から1962年までベアリングス銀行業務執行取締役(managing director)を務めた[2]。1960年から1973年まで名誉職のハンプシャー知事を務めた[2]。1962年から1968年までベアリングス銀行取締役を務める[2]。
栄典
[編集]爵位
[編集]- デヴォン州におけるアシュバートンの第6代アシュバートン男爵 (6th Baron Ashburton, of Ashburton in the County of Devon)
勲章
[編集]- 1960年、エルサレムの聖ジョン勲章(K.St.J.) [2]
- 1961年、ロイヤル・ヴィクトリア勲章ナイト・コマンダー(KCVO)[2]
- 1969年、ガーター勲章ナイト(KG)[2]
家族
[編集]1924年にドリス・メアリー・ハーコート(初代ハーコート子爵ルイス・ヴァーノン・ハーコートの娘)と結婚し、彼女との間に以下の2子を儲ける[2]。
- 第1子(長男):第7代アシュバートン男爵ジョン・フランシス・ハーコート・ベアリング (1928-2020)
- 第2子(次男):ロビン・アレクサンダー・ベアリング閣下 (1931-)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Lundy, Darryl. “Francis Denzil Edward Baring, 5th Baron Ashburton” (英語). thepeerage.com. 2015年2月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m Lundy, Darryl. “Alexander Francis St. Vincent Baring, 6th Baron Ashburton” (英語). thepeerage.com. 2015年2月15日閲覧。
- ^ UK Parliament. “Mr Alexander Baring” (英語). HANSARD 1803–2005. 2015年2月15日閲覧。
- ^ Heraldic Media Limited. “Ashburton, Baron (UK, 1835)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2015年11月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by Mr Alexander Baring
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