コンテンツにスキップ

アレックス・ラスムセン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アレックス・ラスムセン
Alex Rasmussen
基本情報
本名 Alex Nicki Sylvest Rasmussen
アレックス・ニッキー・シルベスト・ラスムセン
生年月日 (1984-06-09) 1984年6月9日(40歳)
国籍  デンマーク
身長 185cm
体重 88kg
選手情報
所属 Team TreFor-Blue Water (英語版)
分野 ロードレース&トラックレース
役割 選手
アマチュア経歴
2007
2008
オーデンセ・エネルギー
Designa Køkken
プロ経歴
2009–2010
2011
2012–2013
2014
2015-
サクソバンク
HTC
ガーミン
Riwal-Platform
Team TreFor-Blue Water
主要レース勝利

世界選手権

スクラッチ 2005、2010
マディソン 2009
団体追抜 2009
 デンマーク選手権・個人ロード 2007
TDバンク選手権 2011
獲得メダル
オリンピック
2008 北京 団体追抜
世界選手権自転車競技大会
2010 コペンハーゲン スクラッチ
2009 プルシュクヴ マディソン
2009 プルシュクヴ 団体追抜
2005 ロサンゼルス スクラッチ
2008 マンチェスター 団体追抜
2007 パルマ・デ・マヨルカ 団体追抜
最終更新日
2012年7月14日

アレックス・ニッキー・シルベスト・ラスムセン(Alex Nicki Sylvest Rasmussen、1984年6月9日 - )は、デンマークオーデンセ出身の自転車競技選手。

来歴

[編集]

トラックレースロードレースの兼用選手。 父親のクラウス・ラスムッセンも元トラックレース選手であった。

2001年

  •  デンマーク選手権
    • 1㎞タイムトライアル(1㎞TT) 優勝
    • ジュニア部門のスプリント、1㎞TT、団体追抜 優勝

2002年

  •  デンマーク選手権
    • 1㎞TT 優勝
    • ジュニア部門のポイントレース、1㎞TT、団体追抜 優勝

2003年

  •  デンマーク選手権
    • 1㎞TT、団体追抜 優勝
    • U23部門の個人追抜 優勝

2004年

2005年

2007年国内選手権・個人ロードレース優勝。

2008年

2009年

2010年

2011年チーム・HTC - ハイロードに移籍。

2012年ガーミン・バラクーダに移籍。

  • ツアー・オブ・オマーン 総合112位
  • グランプリ・サミン 82位
  • ティレーノ・アドリアティコ 総合129位
  • ジロデ・イタリア 総合150位
    • ポイント賞 22位
    • プロローグ 3位
    • 第20ステージ 4位
    • 第3ステージ 優勝


ドーピング検査未受検問題

[編集]
  • 2011年9月15日、チーム・HTC - ハイロードはチーム規則違反によりラスムセンを解雇したと発表[1]。競技外のドーピング検査を受けず、チームに報告しなかったのが理由。またサクソバンク所属時にもドーピング検査を2回受けなかったことも発覚[2]。このドーピング検査逃れを理由にデンマーク自転車連盟も一時的な活動停止処分を発表。これに対し、当人は事実を認めており、デンマーク車連から内示で2年間の出場停止処分が下っていることにも言及した。
  • しかし11月17日、デンマーク車連は手続き上の不備があったとして不問に付すことを決めた。これにより、ガーミン・サーヴェロ(現 ガーミン・バラクーダ)への移籍が決まった。
  • これに対し12月23日、国際自転車競技連盟(UCI)は、デンマーク車連の裁定を不服として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴することを決めた[3]
  • 2012年7月4日、スポーツ仲裁裁判所より、2011年9月に遡って18か月間の出場停止が下った[4]。同月11日、改めてCASへ不服申し立てを行わないことを決め、制裁期間は確定した[5]
  • 2013年、3月18日の出場停止期間終了後にブラバンツ・ペイルでレース復帰[6]

6日間レース

[編集]

6日間レースでは、同胞のミカエル・メルケフと組んで、グルノーブル6日間レースを2007年、2008年に優勝。2009年-2010年シーズンは、10戦中、ヘントベルリンコペンハーゲンの3大会で優勝した。

脚注

[編集]
  1. ^ Alex Rasmussen fired for missing doping controls - cyclingnews.com 9月15日付記事(英語)
  2. ^ Rasmussen admits his mistakes - cyclingnews.com 9月17日付記事(英語)
  3. ^ UCI appeals Rasmussen decision to CAS - www.cyclingnews.com 2011年12月23日
  4. ^ Report: Alex Rasmussen given 18-month ban for whereabouts violations - cyclingnews.com7月4日付(英語)
  5. ^ Alex Rasmussen will not appeal CAS decision suspending him - cyclingnews.com7月11日付(英語)
  6. ^ .cyclingtime.com 2013年4月12日付記事

外部リンク

[編集]