アレッサンドロ・ポエリオ級駆逐艦
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アレッサンドロ・ポエリオ級駆逐艦 | |
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竣工当時の 「チェザーレ・ロッサロール(RN Cesare Rosarol)」 | |
艦級概観 | |
艦種 | 軽偵察艦→駆逐艦 |
艦名 | 人名 |
前級 | ニーノ・ビクシオ級 |
次級 | カルロ・ミラベロ級 |
性能諸元 | |
排水量 | 常備:1,028トン 満載:1,216トン |
全長 | 85.0m |
水線長 | 83.1m |
全幅 | 8.0m |
吃水 | 常備:2.8m 満載:3.1m |
機関 | ヤーロー式重油専焼水管缶3基 +ブルッゾー式直結タービン2基2軸推進 |
最大出力 | 20,000shp |
速力 | 31,5ノット |
航続距離 | -ノット/-海里 |
燃料 | 重油:200トン |
乗員 | 129名 |
兵装 | 10.2cm(40口径)単装速射砲6基 7.62cm(40口径)単装速射砲2基 45cm連装魚雷発射管2基 機雷42発 |
アレッサンドロ・ポエリオ級軽偵察艦(あれっさんどろ・ぽえりおきゆうていさつかん、イタリア語: Esploratore leggero classe "Alessandro Poerio")はイタリア海軍が第一次世界大戦中に就役させた軽偵察艦の艦級。実質的には嚮導駆逐艦に相当するものであり、1921年に駆逐艦に類別変更された。
艦形
[編集]本級の船体形状は艦首乾舷のみ高い短船首楼型船体である。艦の構造を前部から記述すると、艦首甲板上に主砲の10.2cm速射砲を単装砲架で1基配置、その背後に操舵艦橋と簡素な前部マストが立つ。船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び、空いた場所は艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビッドが片舷1組ずつ計2組により運用された。舷側部には2か所の張り出しが設けられ10.2cm速射砲が片舷2基ずつ配置された。2番煙突の後方の中央甲板上に45cm連装魚雷発射管が直列で2基配置され、後部マストと後部見張所を挟んで後部甲板上に6番主砲が1基配置された。
同型艦
[編集]- アレッサンドロ・ポエリオ(Alessandro Poerio)(it:Alessandro Poerio (esploratore))
1913年6月、アンサルド社ジェノバ造船所で起工、1914年8月進水、1915年5月竣工。1938年6月にスペインに売却され「ウェスカ(Huesca)」と改名されてスペイン海軍で就役。
1913年6月、アンサルド社ジェノバ造船所で起工、1914年8月進水、1915年8月竣工。1918年11月16日に地中海で沈没。
- グリエルモ・ペペ(Guglielmo Pepe)(it:Guglielmo Pepe (esploratore))
1913年7月、アンサルド社ジェノバ造船所で起工、1914年9月進水、1915年8月竣工。1938年6月にスペインに売却され「テルエル(Teruel)」と改名されてスペイン海軍で就役。
関連項目
[編集]参考図書
[編集]- 「Conway All The World's Fightingships 1906–1921」(Conway)
- 「Conway All The World's Fightingships 1922-1946」(Conway)