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アンドレス・グティエレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アンドレス・グティエレス
基本情報
本名 アンドレス・グティエレス・ベラ
Andrés Gutiérrez Vera
通称 Jaguarcito
階級 フェザー級
身長 168cm
リーチ 170cm
国籍 メキシコの旗 メキシコ
誕生日 (1993-07-08) 1993年7月8日(31歳)
出身地 ケレタロ州ケレタロ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 39
勝ち 36
KO勝ち 25
敗け 2
引き分け 1
無効試合 0
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アンドレス・グティエレスAndrés Gutiérrez1993年7月8日 - )は、メキシコ男性プロボクサーケレタロ州ケレタロ出身。

来歴

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2009年1月24日、ビクトル・オロスコと対戦し、4回3-0(3者とも40-36)の判定勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。デビュー時グティエレスは15歳だった。

2009年10月10日、デビッド・メルカドと対戦し、3回KO勝ちを収めた。この試合の勝利後センセーショナルなKOアーティストとして、注目を集めるようになった。

2010年8月7日、26戦全敗のファン・カルロス・アボイテと対戦し、一撃痛烈ダウンで初回KO勝ちを収めた。

2010年10月23日、アンドレス・ロメロと対戦し、3-0(3者とも100-90)の判定勝ちを収めた。

2011年5月28日、スーパーバンタム級きっての強打者ヘネロ・カマルゴと対戦し、5回1分58秒TKO勝ちを収めた。

2011年8月6日、ヘスス・ルイスとWBAフェデセントロフェザー級王座決定戦を行い、7回にダウンを奪うも9回判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した。

2011年11月26日、フランクリン・バレラとCABOFEスーパーバンタム級王座決定戦を行い、7回1分31秒TKO勝ちで王座獲得に成功した。

2012年3月10日、デビス・ペレスと対戦し、ペレスの4回終了時棄権により初防衛に成功した。

2012年6月23日、オナルビ・シエラとIBFインターナショナルバンタム級王座決定戦を行い、9回TKO勝ちで王座獲得に成功した。

2012年11月24日、ウーゴ・ベリオとFECARBOXフェザー級王座決定戦を行い、4回1分34秒KO勝ちで王座獲得に成功した。

2013年2月2日、ホセ・カルモナと対戦し、2回3分7秒KO勝ちで初防衛に成功した。

2013年4月20日、テキサス州サンアントニオアラモドームWBC世界スーパーバンタム級シルバー王座決定戦をサルバドール・サンチェスと行い、5回1分25秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2013年7月6日、レイ・ペレスと対戦し、12回3-0(3者とも120-108)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2013年11月2日、エルニエ・サンチェスと対戦し、3-0の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2014年8月9日、亀田興毅と対戦経験のあるマリオ・マシアスと対戦し、12回3-0(118-109、116-110、117-110)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した。

2014年11月8日、亀田和毅と対戦経験のあるハイロ・エルナンデスと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2014年11月15日、WBCは最新ランキングを発表し、グティエレスはWBC世界スーパーバンタム級1位にランクインした[1]

2014年12月17日、WBCはアンドレス・グティエレスとウーゴ・ルイスに対し、2015年5月14日にシナロア州ロスモチスでWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦を行うよう通達を出した[2]

2014年12月18日、WBCは最新ランキングを発表し、グティエレスはWBC世界スーパーバンタム級1位から変動はなかった[3]

2015年4月4日、WBCは最新ランキングを発表し、グティエレスはWBC世界フェザー級6位にランクインした[4]

2016年6月4日、カンクンのグランドオアシスカンクンで元WBA・WBC世界スーパーフライ級スーパー王者クリスチャン・ミハレスとWBC世界フェザー級シルバー王座決定戦を行い、12回0-2(112-116、113-114、114-114)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[5][6]

2016年6月15日、WBCは最新ランキングを発表し、上述のミハレス戦に敗れシルバー王座の獲得に失敗したグティエレスをWBC世界フェザー級ランキングから除外した[7]

2017年6月8日、WBCは最新ランキングを発表し、グティエレスをWBC世界フェザー級10位にランクインした[8]

2017年7月7日、WBCは最新ランキングを発表し、グティエレスをWBC世界フェザー級8位にランクインした[9]

2017年7月28日、翌29日にベルファストSSEアリーナで元世界2階級制覇王者のカール・フランプトンとWBC世界フェザー級挑戦者決定戦を行う予定だったが、前日計量でフランプトンがフェザー級の規定体重である126ポンドを1ポンド超過の127ポンドを計測し、125.9ポンドを計測したグティエレスがホテルの部屋のシャワーを浴びようとして転倒し鼻やアゴを深くカットし、負傷した自分の画像をソーシャルメディアに発信するなどしたため、試合は中止となった[10][11]

2017年8月29日、同年10月14日にスタブハブ・センターでWBA世界フェザー級正規王者のアブネル・マレスと対戦することが決定した[12]

2017年8月31日、WBAは最新ランキングを発表し、グティエレスをWBA世界フェザー級12位にランクインした[13]

2017年10月14日、スタブハブ・センターでWBA世界フェザー級正規王者のアブネル・マレスと対戦し、10回2分40秒、0-3(90-100、91-99が2者)の負傷判定負けを喫し王座獲得に失敗した[14][15][16]

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ RATINGS WBC公式サイト 2014年11月15日
  2. ^ WBC mandatory defences WBC公式サイト 2014年12月17日
  3. ^ RATINGS WBC公式サイト 2014年12月18日
  4. ^ RATINGS WBC公式サイト 2015年4月4日
  5. ^ Cristian Mijares is Back With Majority Nod Over Andres Gutierrez Boxing Scene.com 2016年6月5日
  6. ^ 前F級王者アムナットはSF級に、IBFランキング Boxing News(ボクシングニュース) 2016年6月6日
  7. ^ RATINGS WBC公式サイト 2016年6月15日
  8. ^ RATINGS WBC公式サイト 2017年6月8日
  9. ^ RATINGS WBC公式サイト 2017年7月7日
  10. ^ Frampton vs. Gutierrez is Now OFF - Photos of Injuries! Boxing Scene.com 2017年7月28日
  11. ^ フランプトンの復帰戦中止、体重超と相手の負傷 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月29日
  12. ^ Leo Santa Cruz and Abner Mares delay their rematch, will fight on same StubHub Center card in October LA Times 2017年8月29日
  13. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2017年8月31日
  14. ^ Mares defeats Gutierrez via technical decision Fightnews.com 2017年10月14日
  15. ^ Santa Cruz and Mares retain WBA titles with emphatic wins WBA公式サイト 2017年10月14日
  16. ^ マレスがグティエレスを圧倒、負傷判定でV1 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年10月15日

関連項目

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外部リンク

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