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オンキヨーサウンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オンキヨーサウンド株式会社
Onkyo Sound Corporation
本社が置かれていたルクスビル
本社が置かれていたルクスビル
種類 株式会社
略称 ONS
本社所在地 日本の旗 日本
572-0028
大阪府東大阪市川俣1丁目1-41 ルクスビル
設立 2020年10月12日[1]
業種 電気機器
法人番号 9122001034114 ウィキデータを編集
代表者 破産管財人 佐藤俊[1]
資本金 1億円[1]
発行済株式総数 5千株
(2020年11月1日現在)
主要株主 オンキヨーホームエンターテイメント 100%
特記事項:2022年3月28日破産手続開始決定。
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オンキヨーサウンド株式会社(オンキョーサウンド、英: Onkyo Sound Corporation)は、かつて音響機器・電子機器・車載用スピーカー等の開発設計・製造・販売・受託生産を行っていた企業。

設立経緯と事業遷移

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2020年(令和2年)7月31日、オンキヨー(存続会社)と子会社のオンキヨー&パイオニアを同年10月1日付で合併し、社名をオンキヨーホームエンターテイメント株式会社へと変更することを発表。これに伴い、会社分割によりOEM事業のオンキヨーサウンド株式会社とその他サービス事業のオンキヨー株式会社(3代目法人)に分割した。

OEM事業を手掛けていたが、採算性を維持することが不可能となった事や、親会社であったオンキヨーホームエンターテイメントが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の影響による業績悪化で2021年8月にJASDAQ上場廃止となった事が追い打ちをかけ、2021年9月末時点で約3億1000万円の債務超過に陥るなど業績が悪化[1][2]。2022年2月8日までに、オンキヨーマーケティング(旧・オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン)とともに事業を停止して事後処理を弁護士に一任[2][3]。2022年3月18日に大阪地方裁判所へ破産を申請し[4]、同年3月28日に破産手続開始決定を受けた[1]。オンキヨーサウンドの負債総額は約21億円。

沿革

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  • 1950年 - ノンプレスコーン特許出願
  • 1961年1月 - 大阪府寝屋川市にスピーカ工場(香里工場)を新設
  • 1980年4月 - 三重県津市に生産会社、オンキヨーエレクトロニクス株式会社を設立
  • 1986年5月 - アメリカに生産会社、Onkyo America, Inc.を設立
  • 1990年 - バイオクロスコーンスピーカーの製造販売を開始
  • 1991年4月 - マレーシアに生産会社、Onkyo Electronics (Malaysia) Sdn. Bhd.を設立
  • 1998年1月 - OMFコーンスピーカーの製造販売を開始
  • 2000年11月 - 中国(上海)に生産会社、上海恩上海安橋電子有限公司(現:上海安橋電子有限公司)を設立
  • 2002年3月 - アメリカに販売会社、Onkyo Industrial Components, Inc.を設立
  • 2004年1月 - プラス産業株式会社および中山福朗声紙盆有限公司の株式を取得
  • 2010年 - ウルトラスリムスピーカーの製造販売を開始
  • 2010年6月 - Onkyo-Inventa (Hong Kong) Co., Ltd.の100%子会社として Onkyo-Inventa Technologies (Tianjin) Co., Ltd.(天津英安達科技有限公司)を設立
  • 2011年8月 - 国内大手パソコンメーカーにて「Sound by Onkyo」が採用
  • 2012年6月 - 中国(広州)に生産会社、広州安橋国光音響有限公司を設立(現:広州安橋音響有限公司)を設立
  • 2016年 - CNFコーンスピーカー、マグネシウムコーンスピーカーの製造販売を開始
  • 2016年4月 - 国内大手テレビメーカーにて「Sound by Onkyo」採用
  • 2017年3月 - インドに生産会社、Minda Onkyo India Private LimitedをUNO MINDAとの合弁会社として設立
  • 2019年6月 - 加振器Vibtoneのラインナップ強化で新分野へ市場拡大開始
  • 2020年10月 - オンキヨーホームエンターテインメント株式会社の100%子会社としてOEM事業を主軸としたオンキヨーサウンド株式会社を設立
  • 2022年3月 - オンキヨーマーケティング株式会社(旧・オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社)と共に大阪地方裁判所から破産手続開始決定を受ける[1]

脚注

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関連項目

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