コンテンツにスキップ

クイズ!スパイ2/7

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

クイズ!スパイ2/7』(クイズ スパイななぶんのに、SPY2/7)は、フジテレビで放送されたクイズ番組。司会は長井秀和

通常のクイズ番組と異なり、7人の解答者が5人の「プレイヤー」と2人の「スパイ」に分かれ、スパイはプレイヤーを、プレイヤーはスパイを全て消して一人でも生き残れば勝ち、という心理戦も要求される。

ルール説明

[編集]
  1. 番組開始前に出演者がくじを引き、スパイを2名決定する。スパイにならなかった残りの5名はプレイヤーとなる。選ばれたスパイは、プレイヤーに対して以下の2つの有利な点を持つ。
    • スパイは互いにもう一人のスパイが誰かを知っている
    • スパイは出題される問題の全ての正解を知っている
  2. 次に、「デリーター」を司会者が指名する。デリーターとは、クイズ一問ごとに解答の最終決定権を持ち、間違えた場合には解答者一人を消すことができる権利を持つ代表者である。
  3. 二択(パイロット版のみ三択)のクイズが出題され、まず解答者全員がファーストインプレッションで答えを提示。
  4. その後、解答について質疑(ディベート)を行なう。
  5. デリーターは、ディベートの結果を踏まえて答えを決定する。その選択は、ディベートの結論には拘束されない。
  6. 正解だった場合には、デリーターの権利は(時計回りに)移動する。間違いだった場合には、デリーターが他の解答者の中からスパイとおぼしき人間を指名してデリート(消去)し、デリーターの権利が移動する。デリートされた者は退場となって別室へ移され、以降のゲームの参加権を失う。
  7. 3から6までを繰り返し、以下の終了条件に当てはまる状況になった時点で終了。
    • スパイはプレイヤーを騙しながら、最後まで2人とも生き残る(プレイヤーを全員デリートする)ことができれば勝利。
    • プレイヤーはスパイを当てて、スパイを2人ともデリートできれば勝利。
    • もし2人が残った時点で一人がスパイ、一人がプレイヤーだった場合にはファイナルセクションに入り、勝敗を決する。
      • ファイナルセクションでは、残ったプレイヤーに対して2択問題が出題される。プレイヤーは、答えを知っているスパイの表情を参考に解答を選択する。正解ならプレイヤー側の、不正解ならスパイ側の勝利。

出演者と結果

[編集]

太字はその回のスパイ。

パイロット版(60分番組)

[編集]

第1回(2004年3月25日放送)

[編集]

第2回(2004年7月10日放送)

[編集]

レギュラー版(30分番組)

[編集]

DO!深夜』枠内にて放送。30分番組という制約から、番組進行によっては1週で終わる回もあれば、2週にまたがる回もあった。

第1回(2004年10月30日、11月7日放送)

[編集]

第2回(2004年11月14日放送)

[編集]

第3回(2004年11月21日、11月28日放送)

[編集]

第4回(2004年12月4日、12月11日放送)

[編集]

第5回(2004年12月25日放送、1時間特番)

[編集]

第6回(2005年1月15日、1月22日放送)

[編集]

第7回(2005年1月29日、2月5日放送、フジテレビアナウンサー版)

[編集]

第8回(2005年2月12日、2月19日放送)

[編集]

第9回(2005年2月26日、3月5日放送)

[編集]

第10回(2005年3月12日、3月19日放送)

[編集]

第11回(2005年3月26日放送、1時間特番)

[編集]

スペシャル版(60分番組)

[編集]

疑惑の宴復活スペシャル(2005年9月26日放送)

[編集]
  • 解答者:勝俣州和、森下千里、竹山隆範(カンニング)、柴田理恵谷原章介叶美香、ふかわりょう
  • 結果:スパイ側の勝利

スタッフ

[編集]

レギュラー版

[編集]

外部リンク

[編集]