クエンテン・マルティノス
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
名前 | ||||||
本名 |
クエンテン・ジョーディ・フェリックス・マルティノス Quenten Geordie Felix Martinus | |||||
愛称 | マルちゃん[1] | |||||
ラテン文字 | Quenten Martinus | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
オランダ キュラソー | |||||
生年月日 | 1991年3月7日(33歳) | |||||
出身地 | キュラソー・ウィレムスタット | |||||
身長 | 183cm | |||||
体重 | 70kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | MF (SH) / FW (WG) | |||||
利き足 | 左足 | |||||
ユース | ||||||
SCカンブール・レーワルデン | ||||||
SCヘーレンフェーン | ||||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2010-2013 | SCヘーレンフェーン | 7 | (0) | |||
2012-2013 | → スパルタ・ロッテルダム(loan) | 15 | (1) | |||
2013 | フェレンツヴァーロシュTC | 7 | (0) | |||
2013-2014 | FCエメン | 34 | (3) | |||
2014-2016 | FCボトシャニ | 49 | (8) | |||
2016-2017 | 横浜F・マリノス | 53 | (9) | |||
2018-2020 | 浦和レッズ | 50 | (5) | |||
2021 | ベガルタ仙台 | 15 | (3) | |||
2021 | モンテディオ山形 | 13 | (1) | |||
2022 | 京都サンガF.C. | 3 | (0) | |||
2023 | TOPオス | |||||
通算 | 246 | (30) | ||||
代表歴2 | ||||||
オランダU-17 | 3 | (0) | ||||
2014-2018 | キュラソー | 9 | (1) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年3月11日現在。 2. 2018年10月13日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
クエンテン・ジョーディ・フェリックス・マルティノス(Quenten Geordie Felix Martinus、1991年3月7日 - )は、キュラソー・ウィレムスタット出身、オランダ国籍[2]の元プロサッカー選手。ポジションはサイドハーフ(SH)、ウイングフォワード(WG)。元キュラソー代表。
来歴
[編集]クラブ
[編集]キュラソーで生まれ、家族とともに生後8か月でオランダ北部のレーワルデンへ移住。幼少期からストリートで技術を磨き、地元SCカンブール・レーワルデンの下部組織を経て2005年にSCヘーレンフェーンの下部組織へ加入。2009-2010シーズンの初めに膝半月板および軟骨損傷の重傷を負い、約2年に及ぶ治療とリハビリを経て2010-2011シーズンのリーグ最終戦でトップチームデビューを果たした[3][4]。
2012-2013シーズンにスパルタ・ロッテルダムへレンタル移籍し、シーズン途中にハンガリーのフェレンツヴァーロシュTCへ移籍。2013-2014シーズンはFCエメンで、2014-2015シーズンから2015-2016シーズンにかけてはルーマニアのFCボトシャニでプレーした。
2016年3月25日、Jリーグ・横浜F・マリノスへの移籍加入が発表された[5]。4月2日、第1ステージ第5節のガンバ大阪戦に先発し、公式戦初出場。後半に決勝点となる初ゴールを記録し、勝利に貢献した[6]。
2018年1月5日、浦和レッズへ完全移籍で加入[7]。2020年11月30日、2020年シーズンをもって浦和を退団することが発表された[8]。
2021年1月7日、ベガルタ仙台へ加入[9]。7月31日、契約解除が発表された[10]。8月23日、モンテディオ山形が加入内定を発表した[11]。
2022年1月7日、京都サンガF.C.へ完全移籍で加入[12]。
2023年3月10日、京都サンガF.C.を退団。
2024年、現役引退を表明した。
代表
[編集]ユース年代にオランダの世代別代表(U-16、U-18)に選出されていたが、18歳の時の膝の負傷に伴う2年間のブランクにより代表から遠ざかることとなった[4]。
オランダ代表には縁がないと感じ始めていた時に熱心な誘いを受けて、2014年からキュラソー代表を選択。パトリック・クライファート監督のもとで国際Aマッチ3試合に出場した[3][4][14]。
2017年にはCONCACAFゴールドカップに初出場を果たしたキュラソー代表へ再び選出された[15]。
2018年、CONCACAFネーションズリーグ予選のアメリカ領ヴァージン諸島代表戦で初ゴールを決めた。クラブに専念するため、この年限りで代表引退を表明した[16]。
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
オランダ | リーグ戦 | リーグ杯 | KNVBカップ | 期間通算 | |||||||
2010-11 | ヘーレンフェーン | エールディヴィジ | 1 | 0 | 1 | 0 | |||||
2011-12 | 6 | 0 | 6 | 0 | |||||||
2012-13 | スパルタ・ロッテルダム | エールステ | 15 | 1 | 15 | 1 | |||||
ハンガリー | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2012-13 | フェレンツヴァーロシュ | NB1 | 7 | 0 | 7 | 0 | |||||
オランダ | リーグ戦 | リーグ杯 | KNVBカップ | 期間通算 | |||||||
2013-14 | エメン | エールステ | 34 | 3 | 34 | 3 | |||||
ルーマニア | リーグ戦 | リーグ杯 | ルーマニア杯 | 期間通算 | |||||||
2014-15 | ボトシャニ | リーガ1 | 30 | 4 | 30 | 4 | |||||
2015-16 | 19 | 4 | 19 | 4 | |||||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2016 | 横浜FM | 20 | J1 | 24 | 4 | 6 | 0 | 5 | 0 | 35 | 4 |
2017 | 29 | 5 | 0 | 0 | 2 | 0 | 31 | 5 | |||
2018 | 浦和 | 11 | 10 | 0 | 7 | 1 | 3 | 0 | 20 | 1 | |
2019 | 17 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 18 | 1 | |||
2020 | 23 | 4 | 1 | 1 | - | 24 | 5 | ||||
2021 | 仙台 | 20 | 15 | 3 | 3 | 1 | 1 | 0 | 19 | 4 | |
山形 | J2 | 13 | 1 | - | - | 13 | 1 | ||||
2022 | 京都 | J1 | 3 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 6 | 1 | |
通算 | オランダ | エールディヴィジ | 7 | 0 | 7 | 0 | |||||
オランダ | エールステ | 49 | 4 | 49 | 4 | ||||||
ハンガリー | NB1 | 7 | 0 | 7 | 0 | ||||||
ルーマニア | リーガ1 | 49 | 8 | 49 | 8 | ||||||
日本 | J1 | 121 | 17 | 20 | 4 | 12 | 0 | 153 | 21 | ||
日本 | J2 | 13 | 1 | - | - | 13 | 1 | ||||
総通算 |
その他の公式戦
- 2019年
- スーパーカップ 1試合0得点
国際大会個人成績 | ||||
---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2019 | 浦和 | 11 | 0 | 0 |
通算 | AFC | 0 | 0 |
代表歴
[編集]試合数
[編集]- 国際Aマッチ 9試合 1得点(2014年-2018年)[17]
キュラソー代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2014 | 1 | 0 |
2015 | 3 | 0 |
2016 | 0 | 0 |
2017 | 3 | 0 |
2018 | 2 | 1 |
通算 | 9 | 1 |
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- フェレンツヴァーロシュTC
- ハンガリーリーグカップ:1回(2013年)
- 浦和レッズ
脚注
[編集]- ^ “Twitter:713202579581186054”. 横浜F・マリノス (2016年3月25日). 2016年3月25日閲覧。
- ^ “マルティノス:横浜F・マリノス”. Jリーグ.jp. Jリーグ. 2018年5月23日閲覧。
- ^ a b “横浜FMも発表…キュラソー代表FWマルティノスが完全移籍加入”. サッカーキング (2016年3月25日). 2016年3月25日閲覧。
- ^ a b c 井川洋一 (2017年9月16日). “クライファート愛弟子に横浜で直撃。マルティノス、Jリーグってどう?”. Number Web (文藝春秋) 2018年5月20日閲覧。
- ^ “マルティノス選手 移籍加入のお知らせ”. 横浜F・マリノス (2016年3月25日). 2016年3月25日閲覧。
- ^ “横浜3連勝 マルティノスがデビュー弾/G-横5節”. 日刊スポーツ (2016年4月2日). 2016年4月2日閲覧。
- ^ “横浜FMのマルティノス、浦和に完全移籍「数多くのタイトルを」”. サッカーキング (2018年1月5日). 2020年12月20日閲覧。
- ^ “マルティノス選手 退団のお知らせ”. 浦和レッズ (2020年11月30日). 2020年12月20日閲覧。
- ^ “ベガルタ仙台、浦和レッズ退団のFWマルティノスを獲得。「チームの力になると信じています」”. フットボールチャンネル (2021年1月7日). 2021年1月15日閲覧。
- ^ “マルティノス選手 契約解除のお知らせ”. ベガルタ仙台 (2021年7月31日). 2021年7月31日閲覧。
- ^ 『マルティノス選手 加入内定のお知らせ』(プレスリリース)モンテディオ山形、2021年8月23日 。2021年8月24日閲覧。
- ^ “マルティノス選手 モンテディオ山形より完全移籍加入のお知らせ”. 京都サンガF.C. (2022年1月7日). 2022年1月7日閲覧。
- ^ “TOP Oss sluit overeenkomst met Quentin Martinus” [TOP Oss concludes an agreement with Quentin Martinus] (オランダ語). TOP Oss (2 September 2023). 2023年12月5日閲覧。
- ^ “横浜FMが“キュラソー島の使者”獲得を発表「サポーターの雰囲気が素晴らしい」”. FOOTBALL CHANNEL (2016年3月25日). 2016年3月25日閲覧。
- ^ “【横浜M】マルティノスがキュラソー代表選出!ゴールド杯で悲願の1勝目指す”. スポーツ報知. (2017年6月30日) 2018年5月24日閲覧。
- ^ qmartinusの投稿(1940366899419408) - Facebook
- ^ クエンテン・マルティノス - National-Football-Teams.com
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- クエンテン・マルティノス - National-Football-Teams.com
- クエンテン・マルティノス - Soccerway.com
- クエンテン・マルティノス - FootballDatabase.eu
- クエンテン・マルティノス - WorldFootball.net
- クエンテン・マルティノス - Transfermarkt.comによる選手データ
- クエンテン・マルティノス - J.League Data Siteによる選手データ
- マルティノス | プロフィール | 横浜F・マリノス 公式サイト
- Quenten Martinus (qmartinus) - Facebook
- Quenten Martinus (@QMartinus11) - X(旧Twitter)
- Quenten Martinus (@qmartinus) - Instagram