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クスダマツメクサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クスダマツメクサ
Trifolium campestre
Trifolium campestre (1830)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
: シャジクソウ属 Trifolium
亜属 : Chronosemium
: クスダマツメクサ T. campestre
学名
Trifolium campestre Schreb.
和名
クスダマツメクサ(薬玉詰草)、
ホップツメクサ
英名
Hop Trefoil
変種
  • T. c. var. campestre
  • T. c. var. minus

クスダマツメクサ(薬玉詰草、学名: Trifolium campestre[1])はシャジクソウ属一年草空き地道ばたなどに生える雑草

和名は、花序薬玉のように見えることから。また、受粉後に花弁が大きくなり、ホップ雌花に似ていることからホップツメクサともいう。

特徴

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花期は6-8月。コメツブツメクサによく似ているが、花序の花の数が多い。

分布

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ヨーロッパ原産で、日本では1940年代に確認された帰化植物

花言葉

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花言葉は「小さな恋人」である。

脚注

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  1. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2011年5月18日閲覧。

参考文献

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  • 平野隆久写真『野に咲く花』林弥栄監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年、268頁。ISBN 4-635-07001-8 
  • 岩瀬徹『形とくらしの雑草図鑑 : 見分ける、身近な280種』全国農村教育協会〈野外観察ハンドブック〉、2007年、53頁。ISBN 978-4-88137-135-0 
  • 亀田龍吉、有沢重雄『花と葉で見わける野草』近田文弘監修、小学館、2010年、141頁。ISBN 978-4-09-208303-5 

関連項目

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外部リンク

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