クラッスス
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クラッスス (Crassus) は、古代ローマの家族名(コグノーメン)。リキニウス氏族 (Licinius) に属するとされる。特に、カエサルやポンペイウスとともに第一回三頭政治をなしたことで著名なマルクス・リキニウス・クラッススを指すことが多い。
→詳細は「リキニウス氏族 § クラッスス」を参照
- プブリウス・リキニウス・クラッスス・ディウェス (紀元前205年執政官) (Publius Licinius Crassus Dives) :紀元前205年に執政官
- プブリウス・リキニウス・クラッスス・ディウェス (Publius Licinius Crassus Dives) :(1)の息子
- マルクス・リキニウス・クラッスス・アゲラストゥス (Marcus Licinius Crassus Agelastus) :前者の息子
- マルクス・リキニウス・クラッスス (Marcus Licinius Crassus) :紀元前107年に法務官、(3)の息子
- プブリウス・リキニウス・クラッスス(Publius Licinius Crassus):紀元前97年に執政官、(3)の息子
- プブリウス・リキニウス・クラッスス・ディウェス (Publius Licinius Crassus Dives) :紀元前87年没、(5)の息子
- プブリウス・リキニウス・クラッスス (Publius Licinius Crassus) :(5)の息子
- ルキウス・リキニウス・クラッスス (Lucius (?) Licinius Crassus) :(5)の息子
- マルクス・リキニウス・クラッスス (Marcus Licinius Crassus) :(5)の息子、第一回三頭政治で非常に著名。
- プブリウス・リキニウス・クラッスス (Publius Licinius Crassus) :(9)の息子、カエサルの総督副官。コルネリア・マテッラ (Cornelia Metella) と結婚し、紀元前53年に父とともに戦没。
- マルクス・リキニウス・クラッスス (Marcus Licinius Crassus) :(9)の息子で、カエサルの財務官。
- マルクス・リキニウス・クラッスス・ディウェス (Marcus Licinius Crassus Dives) :(11)の息子で、紀元前30年に執政官。
- マルクス・リキニウス・クラッスス・ディウェス (紀元前14年の執政官) (Marcus Licinius Crassus Dives) :(12)の息子で、紀元前14年に執政官。
ほかクラッススと呼ばれる著名な人物は多数いる。
関連項目
[編集]- en:Category:Licinii Crassi(英語版のリキニウス・クラッススのカテゴリ)