クロアカコウモリ
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クロアカコウモリ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Myotis formosus (Hodgson, 1835) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
クロアカコウモリ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Copper-winged Bat | |||||||||||||||||||||||||||
クロアカコウモリ(Myotis formosus)は、コウモリ目(翼手目)・ヒナコウモリ科・ホオヒゲコウモリ属に分類されるコウモリの一種。
分布
[編集]アフガニスタン東部から中国西部にかけての地域、朝鮮半島、台湾、フィリピン、ジャワ島、バリ島、日本(対馬)に分布する[1]。
特徴
[編集]前腕長45-50mm、頭胴長45-70mm、尾長43-52mm[1]。体毛や飛膜、耳介などは橙色を帯びており、体色は派手である[1]。
韓国では洞窟に、台湾では家屋に集団で集まり、ねぐらとしていることが確認されているが、日本での昼間のねぐらについては不明[2][3]。出産は6-7月頃と考えられている[3]。
対馬における記録は非常に少なく、迷い込んできた個体の可能性もある[1]。1968年以降、本種に関する対馬での情報はなかったが、2006年9月に4個体が確認された[3]。2023年7月にも確認、撮影された[4]。日本における化石記録はない[3]。
「ヒマラヤコウモリ」や「ツシマホオヒゲコウモリ」という和名で呼ばれたこともある[5]。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ a b c d 阿部永・石井信夫・伊藤徹魯・金子之史・前田喜四雄・三浦慎悟・米田政明『日本の哺乳類 改訂版』東海大学出版会、2005年7月20日。ISBN 4-486-01690-4。
- ^ 小宮輝之『フィールドベスト図鑑 日本の哺乳類』学習研究社、2002年3月29日。ISBN 4-05-401374-0。
- ^ a b c d S. D. Ohdachi, Y. Ishibashi, M. A. Iwasa, T. Saitoh (2009-07). The Wild Mammals of Japan. Shoukadoh. ISBN 978-4-87974-626-9
- ^ 読売新聞オンライン 日本では対馬だけに生息「クロアカコウモリ」撮影…絶滅危惧種、発見10例程度
- ^ 前田喜四雄「シリーズ 日本の哺乳類 種名検討編,日本産翼手目(コウモリ類)の和名再検討」『哺乳類科学』第36巻第2号、日本哺乳類学会、1997年6月30日、237-256頁、doi:10.11238/mammalianscience.36.237、NAID 10016303138。