コンテンツにスキップ

ゴールドファインダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴールドファインダー
by Francis Sartorius
欧字表記 Goldfinder
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1764年
死没 1789年
スナップ
ブランクメア
生国 イギリス
生産者 John St. Leger Douglas
馬主 Jenison Shafto
調教師 -
競走成績
生涯成績 13戦13勝(諸説あり)
獲得賞金 不明
テンプレートを表示

ゴールドファインダーGoldfinder1764年 - 1789年)は、18世紀中ごろに活躍したイギリス競走馬である。血統上は父がフライングチルダーズの孫で大種牡馬スナップ、母方は名門1号族に属す当時の名血であった。

経歴

[編集]

おもな勝ち鞍はアスコットステークスなど、13戦不敗(11戦11勝説も有る)の成績を残し数多くのマッチレースヒート競走に勝った当時の強豪である。生年はかのエクリプスと同じで、没年も同じ、活躍時期も重なっている。同時期に活躍した両馬ではあったが、なかなか対戦は実現せず、ようやく行われることになったマッチレースではゴールドファインダーの故障引退で実現しなかった。

引退後は最初馬主のジェニソン・シャフトのもとで種牡馬となり、シャフトの死後チャールズ・セドリー卿に売却されている。種牡馬としてもそこそこの成績を収め、クラシック優勝馬セリナ(1781年セントレジャーステークス)などを送り出した。だが、後継種牡馬は三大始祖の系統を発展させたマッチェムヘロドエクリプスやその子孫の前に歯が立たずみな失敗、直系子孫はしばらくして滅亡している。

おもな産駒

[編集]
  • セリナ (Serina)
  • マニラ (Manilla)

血統表

[編集]
ゴールドファインダー血統フライングチルダーズ系 / Flying Childers(Bartlet's Childers)3×4=18.75%
Bay Bolton4×5=9.38% Bay Peg4×5=9.38%(父内) Godolphin Arabian3×4=18.75%(母内))
(血統表の出典)

Snap
1750 黒鹿
父の父
Snip
1736 黒鹿
Flying Childers Darley Arabian
Betty Leedes
Sister to Soreheels Basto
Sister One to Mixbury
父の母
Sister to Slipby
=Fox Mare
1740 黒鹿
Fox Clumsey
Bay Peg
Gipsy Bay Bolton
Newcastle Turk Mare

Blank Mare
Blank
1740 鹿
Godolphin Arabian 不明
不明
Little Hartley Mare Bartlet's Childers
Flying Whigg
母の母
Regulus Mare
Regulus Godolphin Arabian
Grey Robinson
Lonsdale Bay Arabian Mare Lonsdale Bay Arabian
Bonny Lass F-No.1


参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]