シルクロード (サイト)
表示
この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2023年2月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
en:File:Silk_Road_Logo.png | |
en:File:Silk_Road_Marketplace_Item_Screen.jpg | |
言語 | 英語 |
---|---|
タイプ | オンライン闇市 |
運営者 | ロス・ウィリアム・ウルブリヒト |
収益 |
92,000アメリカドル/月[1] (trade volume 1.2 million US dollars per month)[1] |
営利性 | 営利 |
登録 | 必要 |
ユーザー数 | 約96万 |
開始 | 2011年2月 |
現在の状態 | 廃止 |
シルクロード(英語:Silk Road)は、かつて存在した、アメリカ合衆国で薬物などの不正販売闇市を経営していたウェブサイト。いわゆる闇サイト。
概要
[編集]ロス・ウルブリヒトによって運営されていた。ウェブサイトはマリファナ、LSD、ヘロイン、コカインなどの禁止薬物を販売していたので、「ドラッグのeBay」とも呼ばれていた。また薬物だけでなく、マルウェア、海賊版コンテンツ、盗まれたアカウントやクレジットカード情報、ハッキング技術なども販売していた。
ウェブサイトは深層Webという隠されたインターネットに存在し、通常のインターネットからはアクセスできず、Torを通じてのみ利用できた。2013年7月まで95万7079人の登録ユーザーを保有していた。ドルに代わり、ビットコインのみで取り引きできた[2]。
2013年7月、連邦捜査局はシルクロードのサーバへのアクセスに成功し、犯罪の証拠を手に入れた。同年10月、同捜査局はサーバを押収し、ウルブリヒトを逮捕した[3]。直後、ビットコインは暴落した。
脚注
[編集]- ^ a b Christin, Nicholas (28 November 2012). "Traveling the Silk Road: A measurement analysis of a large anonymous online marketplace". arXiv:1207.7139v2 [cs.CY]。
- ^ FBI、悪名高いオンライン闇市場Silk Roadの所有者を逮捕、サイトを閉鎖―麻薬、殺し屋募集など容疑続々
- ^ FBI、不正薬物の闇市場「Silk Road」を摘発
関連文献
[編集]- セキュリティ集団スプラウト『闇ウェブ』文藝春秋〈文春新書〉、2016年7月。ISBN 978-4166610860。
関連項目
[編集]- 麻薬戦争
- 『ディープ・ウェブ』 - 2015年公開のドキュメンタリー映画。
- 『シルクロード.com -史上最大の闇サイト-』 - シルクロード事件を題材に製作された2021年公開の映画。