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ジェナン・ラドンチッチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェナン・ラドンチッチ
名前
本名 ジェナン・ラドンチッチ
愛称 ジェニー
ラテン文字 Dženan Radončić
キリル文字 Генан Радончић
基本情報
国籍 モンテネグロの旗 モンテネグロ
生年月日 (1983-08-02) 1983年8月2日(41歳)
出身地 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国 グシニェ
身長 193cm
体重 92kg
選手情報
ポジション FW
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2000-2002 ユーゴスラビアの旗 FKグシニエ 43 (22)
2002-2003 セルビア・モンテネグロの旗 FKルダル・プリェヴリャ 18 (9)
2003-2004 セルビア・モンテネグロの旗 パルチザン・ベオグラード 4 (0)
2004-2008 大韓民国の旗 仁川ユナイテッドFC 95 (24)
2007 日本の旗 ヴァンフォーレ甲府 (loan) 9 (1)
2009-2011 大韓民国の旗 城南一和天馬 65 (20)
2012-2013 大韓民国の旗 水原三星ブルーウィングス 31 (12)
2013 日本の旗 清水エスパルス (loan) 15 (6)
2014 日本の旗 大宮アルディージャ 8 (0)
2014 日本の旗 大分トリニータ 7 (4)
2015-2016 モンテネグロの旗 FKモルナル 5 (1)
通算 300 (99)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ジェナン・ラドンチッチ(Dženan Radončić, 1983年8月2日 - )は、ユーゴスラビア(現・モンテネグロ)出身のサッカー指導者・元プロサッカー選手。現役時代のポジションフォワード

KリーグJリーグ時代の登録名はラドンチッチハングル: 라돈치치)[1][2]

2021年8月26日、金奉洙朝鮮語版らとともにインドネシア代表のアシスタントコーチに任命され、城南時代の同僚であった申台龍の下で働くことになった[3]

来歴

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2000年から地元のFKグシニェでプロ生活をスタート。2003年にはユーゴスラビアの名門パルチザン・ベオグラードに引き抜かれる。2004年には初の海外移籍でKリーグ仁川ユナイテッドFCに入団。仁川で3シーズン半に渡りプレー。

2007年7月にはJリーグヴァンフォーレ甲府期限付き移籍で加入したが、シーズン終盤だった事もあり然したる活躍もできないまま、クラブはJ2へ降格した。翌2008年に古巣の仁川へ復帰。同年のJOMOカップ日韓オールスター戦でKリーグ選抜として来日し、Jリーグ選抜からゴールを決めた。

2009年からは城南一和天馬(現:城南FC)に完全移籍しプレー。2010年AFCチャンピオンズリーグでは、マケドニア系のササ・オグネノブスキと共に活躍し、クラブのアジア制覇に貢献した。

抜群のボディーバランスと繊細なボールタッチによるポストプレイが持ち味[4]。スピードやフィジカルの強さも併せ持ち[5]、長身を活かしたヘディングは非常に強い[4]。長年Kリーグでプレーし、韓国代表入りへ目指して帰化を示唆したこともあったが、U-19セルビア・モンテネグロ代表経験がネックとなって断念した[4]

2011年12月、水原三星ブルーウィングスに移籍。

2013年8月、清水エスパルスへ期限付き移籍[6]。リーグ戦15試合に出場し、6得点を挙げた。

2014年は大宮アルディージャに移籍。しかし6月1日までの公式戦11試合で無得点と結果を残すことはできなかった。その後大宮がドラガン・ムルジャを獲得した事で外国人枠の上限を超過した為、7月8日に大分トリニータへの完全移籍が発表された[7]。11月13日、膝の手術のためシーズン終了前に退団した[8]

個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
セルビア・モンテネグロ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2000-01 FKグシニエ ユーゴ3部 8 17
2001-02 27 24
2002-03 FKルダル 6 プルヴァ 18 9
2003-04 パルチザン 4 0
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2004 仁川 Kリーグ 13 0 3 0 0 0 16 0
2005 22 9 5 4 2 1 29 14
2006 23 1 8 1 3 0 34 2
2007 11 1 5 1 1 0 17 2
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2007 甲府 14 J1 9 1 - 0 0 9 1
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2008 仁川 31 Kリーグ/
Kクラシック
26 13 6 1 0 0 32 14
2009 城南一和 10 28 5 4 0 5 2 37 7
2010 26 12 4 1 3 0 33 13
2011 10 3 6 1 16 4
2012 水原三星 31 12 4 0 35 12
2013 12 4 4 1 16 5
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2013 清水 39 J1 15 6 - 3 1 18 7
2014 大宮 20 8 0 3 0 - 11 0
大分 10 J2 7 4 - 0 0 7 4
モンテネグロ リーグ戦 リーグ杯ツルノゴルスキ杯 期間通算
2015-16 モルナル プルヴァ 5 1 5 0
通算 ユーゴスラビア 3部 43 22
セルビア・モンテネグロ プルヴァ 22 9
韓国 Kクラシック 202 60 35 8 14 3 197 51
日本 J1 32 7 3 0 3 1 38 8
日本 J2 7 4 - 0 0 7 4
モンテネグロ プルヴァ 5 1 5 0
総通算 354 97
国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFCACLクラブW杯
2010 城南一和 10 6 2 0 0
通算 AFC 6 2 0 0

タイトル

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クラブ

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城南一和天馬

代表歴

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  • U-19 セルビア・モンテネグロ代表

脚注

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  1. ^ 라돈치치”. K League. 2023年11月4日閲覧。
  2. ^ ラドンチッチ”. J.League. 2023年11月4日閲覧。
  3. ^ "Shin Tae-yong Sodorkan Tiga Nama Asisten Pelatih" (Press release) (インドネシア語). インドネシアサッカー協会. 26 August 2021. 2021年9月5日閲覧
  4. ^ a b c 【JOMO CUP 2008】プレースタイル、愛称、ちょっとしたエピソードなどなど…。K-ALLSTARSのメンバーを徹底紹介! 慎武宏、キム・ミョンウ J's Goal 2008年7月25日付記事
  5. ^ 【AFCチャンピオンズリーグ2010 城南 vs G大阪】プレビュー:ガンバが挑む二度目のラウンド16の舞台。得意の『アウェイ』戦を制し、決勝ラウンドへ! 高村美砂 J's Goal 2010年5月10日付記事
  6. ^ ラドンチッチ選手(水原三星/韓国Kリーグ) 期限付き移籍にて加入のお知らせ 清水エスパルス公式サイト 2013年7月31日付ニュースリリース
  7. ^ ラドンチッチ選手 大宮アルディージャより完全移籍加入のお知らせ 大分トリニータ公式サイト 2014年7月8日付ニュースリリース
  8. ^ ラドンチッチ選手 退団のお知らせ 大分トリニータ公式サイト 2014年11月13日付ニュースリリース

関連項目

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外部リンク

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