スケルトンT
スケルトンT(SKELETON-T)は、コンパイルのコンピュータゲーム作品『魔導物語』シリーズおよびぷよぷよシリーズに登場するキャラクターであり、基本的には、 日本茶をこよなく愛する骸骨のモンスターとして設定されている。
劇中での扱い
[編集]PC-98版『魔導物語1』では、剣と盾を装備した骸骨剣士という設定であり、お茶好きという設定はない。 『魔導物語』[どれ?]では自分の骨を投げつけてくるが、それが元で体が崩れて自滅する。 『ぷよぷよ』シリーズではほとんどの作品で序盤に登場し、個別の思考ルーチンがない場合を除いてぷよを一切回転できないキャラクターとして位置づけられている。『ぷよぷよ〜ん』ではその特徴を、回転しないと威力が上がる特技「スーパーダイナミックお茶ボンバー」として昇華させている。『ぽけっとぷよぷよ〜ん』では相手がしばらくぷよを回転できなくなる特技「ほねののろい」を持っている。 『わくわくぷよダンジョン』ではぷよぷよダンジョンの中ボスを担当。『はなまる』ではすけとうだらJr.の手下として登場する他、ドリンク剤を持った「スケルトンD」という亜種もいる。 一人称は作品やプラットフォームによってばらつきがあり、『ぷよぷよ』、SS版以降の『ぷよぷよ通』(PCE版除く)、『ルルーのルー』では「オレ」、PCE版『ぷよぷよCD通』では「私」、『わくぷよ』や『ぽけっとぷよぷよ〜ん』は「ワシ」である。
シリーズの版権がセガに移籍した後の作品の一つである『ぷよぷよ7』にはストーリーモードの対戦相手として登場しているほか、隠しキャラクターとしても使用可能である。 「お茶好きの骸骨」という設定は継承されている一方、赤、青、黄の三人一組で登場している[1]。 このうち、赤は標準体型、青はほっそりして頭にヒビが入っており、黄はやや頭が大きく少し太めの体形をしている。 組ぷよパターンはおしゃれこうべと同じで、COM操作の場合ぷよを回転させない。「だいへんしん」では変身せず、いつもメインを張っている赤に変わってでかは青、ちびは黄が交替する。
『ぷよぷよ!!クエスト』では、『7』の赤の姿に近いものが青の衣装を着て単体で登場している。
担当声優
[編集]- 千葉繁 - PCE版『ぷよぷよCD』、PCE版『ぷよぷよCD通』
- ガッツ中松 - AC・SS版『ぷよぷよSUN』、『たいぷdaぷよぷよ』
- 藤田圭宣(現・織田圭祐、コンパイル自社オーディション)[2] - N64・PS版『ぷよぷよSUN』、『魔導物語〜魔導師の塔〜』、『わくわくぷよぷよダンジョン』、SS版『魔導物語』、『みんなでよぷよ』
- 緒方賢一 - 『ぷよぷよ〜ん』、『ぷよぷよDA!』
- 小野健一 - 『ぷよぷよ7』、『ぷよぷよ!!クエスト』[3]
現実世界での扱い
[編集]コンパイル時代には、湯飲みなどのグッズが発売されていた[4]。 セガ時代においては、限定カードの頒布が行われたほか、他作品とのコラボイベントにてゲスト出演している。 2014年、セガのアミューズメント施設に設置されたコカ・コーラの自販機を通じて限定カード「ほっこりスケルトンT」が頒布された[5]。 2019年には、セガの別作品『共闘ことばRPG コトダマン』とのコラボイベントにて、スケルトンTはすけとうだらとのコンビでゲスト出演している[6]。
反響
[編集]コンパイル時代に発行されていた ディスクステーション(BOOKタイプ)の人気投票は右表の通り。
回 | 対象号 | 結果 | 備考 | 注 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 7号 | 9位 | 『なぞぷよ』にて登場 | [7] |
第2回 | 8号 | - | アンケートはがきの不備により実施できず | [8] |
第3回 | 9号 | [9] | ||
第4回 | 10号 | 15位 | 『なぞぷよ』にて登場 | [10] |
第5回 | 11号 | - | 登場作品なし | [11] |
第6回 | 12号 | 14位 | 『魔導物語 はちゃめちゃ期末試験』にて登場。 | [12] |
第7回 | 13号 | [13] | ||
第8回 | 14号 | [14] | ||
第9回 | 15号 | - | 登場作品なし | [15] |
第10回 | 16号 | - | 登場作品なし | [16] |
第11回 | 17号 | - | [17] | |
第12回 | 18号 | [18] | ||
19号 | [19] | |||
第13回 | 20号 | [20] | ||
第14回 | 21号 | [21] | ||
第15回 | 22号 | [22] | ||
第16回 | 23号 | [23] | ||
第17回 | 24号 | - | [24] | |
第18回 | 24号 | - | [25] | |
第19回 | 25号 | - | [26] |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “あのキャラクターも復活!?「ぷよぷよ7」に登場のキャラクターを公開”. www.4gamer.net. Aetas (2009年7月15日). 2021年12月3日閲覧。
- ^ 第3回ぷよマスターズ大会結果 - ウェイバックマシン(1997年6月25日アーカイブ分) - 2022年1月7日閲覧。
- ^ “1月の「★7へんしんキャラクター」紹介!|ぷよぷよ!!クエスト”. ぷよぷよ!!クエスト | ぷよっと楽しいパズルRPG (2018年1月1日). 2022年1月7日閲覧。
- ^ 「キャラクターグッズカタログ その2」,『魔導物語ファンブック イラストレーション&アザーズ(復刻版)』,p.70
- ^ “『ぷよぷよ!!クエスト』のカードをもらえるキャンペーンが開催――セガアミューズメント施設のコカ・コーラ自販機で対象飲料を買うだけ!”. 電撃オンライン (2014年2月3日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “『コトダマン』×『ぷよぷよ』コラボが10月2日よりスタート!公式生放送まとめ”. ファミ通App. 2022年2月20日閲覧。
- ^ DSキャラコン第1回 - ウェイバックマシン(2000年6月12日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第2回 - ウェイバックマシン(2000年2月26日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第3回 - ウェイバックマシン(2000年2月26日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第4回 - ウェイバックマシン(2000年2月26日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第5回 - ウェイバックマシン(2000年2月26日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第6回 - ウェイバックマシン(2000年2月26日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第7回 - ウェイバックマシン(2000年6月13日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第8回 - ウェイバックマシン(2000年2月26日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第9回 - ウェイバックマシン(2000年2月26日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第10回 - ウェイバックマシン(2000年2月29日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第11回 - ウェイバックマシン(2000年2月29日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第12回(DS18号) - ウェイバックマシン(2000年2月29日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第12回(DS19号) - ウェイバックマシン(2002年12月2日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第13回 - ウェイバックマシン(2002年12月2日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第14回 - ウェイバックマシン(2002年12月13日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第15回 - ウェイバックマシン(2002年10月28日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第16回 - ウェイバックマシン(2002年10月28日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第17回 - ウェイバックマシン(2002年10月28日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第18回 - ウェイバックマシン(2002年10月28日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧
- ^ DSキャラコン第19回 - ウェイバックマシン(2002年8月27日アーカイブ分) - 2022年3月6日閲覧