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ソポト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ソポト

Sopòt  (カシューブ語)
ソポトの旗
ソポトの紋章
紋章
ソポトの公式ロゴ
ブランドマーク
標語: 
Najmniejsze z wielkich miast
(最小の大都市)
ソポトの位置(ポーランド内)
ソポト
ソポト
座標:北緯54度26分 東経18度33分 / 北緯54.433度 東経18.550度 / 54.433; 18.550座標: 北緯54度26分 東経18度33分 / 北緯54.433度 東経18.550度 / 54.433; 18.550
ポーランドの旗 ポーランド
ポモージェ県
創設 8世紀
市制施行 1901年
政府
 • 市長 Magdalena Czarzyńska-Jachim
面積
 • 市 27 km2
最高標高
152.7 m
最低標高
0 m
人口
(2021年6月30日)
 • 市 35,049 減少
 • 都市圏
1,080,000人
等時帯 UTC+1 (CET)
 • 夏時間 UTC+2 (CEST)
郵便番号
81-701 to 81-878
市外局番 +48 58
ナンバープレート GSP
気候 Cfb
ウェブサイト www.sopot.pl

ソポトSopot (ポーランド語: [ˈsɔpɔt] ( 音声ファイル); カシューブ語: Sopòt))は、ポーランドの都市。ポモージェ県に属する。人口は約4万人(2006年)。面積は約17km。ドイツ語ではツォポト(Zoppot [ˈtsɔpɔt] ( 音声ファイル))。

バルト海に面する観光都市。国内外から多くの観光客が訪れる。ソポト国際音楽祭も開催される。大都市であるグダンスクグディニャの中間に位置しており、両都市まで約10キロ程度。3つの都市をまとめて三都市ポーランド語版ポーランド語: Trójmiasto, : Tricity)と呼ぶ。

ポーランド王国領だったが、第二次ポーランド分割によってプロイセン王国領となった。19世紀より観光地として発展し、20世紀初頭にはドイツ皇帝ヴィルヘルム2世も訪れた。1919年より、ヴェルサイユ条約に従ってダンツィヒ自由市に属することになった。第二次世界大戦に際して、ナチス・ドイツに併合された後、ソヴィエト赤軍の攻撃を受けて街は荒廃した。

戦後も観光地として発展し、バルト海随一のリゾート地として毎夏多くのバカンス客がポーランドのみならずヨーロッパ各地からやってきて滞在する。周囲も多くの観光地に恵まれており、ポーランド観光の基点としても使われる。夏の終わりにはユーロビジョンにならぶヨーロッパ最大規模の「インタービジョン(ソポト国際音楽フェスティバル)」が開催される。

この他にも、ヨーロッパで最大かつ最長の観光桟橋ソポト桟橋ポーランド語版や、ユニークな外観をした商業施設クシヴィ・ドメクポーランド語版(曲がった家の意)[1]などがある。

主な施設

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著名な出身者

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姉妹都市

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脚注

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  1. ^ 『世界の不思議な家、楽しい家』エクスナレッジ、2014年、93頁。ISBN 978-4-7678-1871-9 

関連項目

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外部リンク

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