デザートキング
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デザートキング | |
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マイケル・テイバーの勝負服 | |
欧字表記 | Desert King |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 1994年 |
死没 | 2021年8月11日(27歳没) |
父 | Danehill |
母 | Sabaah |
生国 | アイルランド |
生産者 | Irish National Stud (IRE) |
馬主 | Michael Tabor |
調教師 | Aidan O'Brien (アイルランド) |
競走成績 | |
生涯成績 | 12戦5勝 |
獲得賞金 | 769,854ポンド |
デザートキング (Desert King) は、アイルランドの競走馬。グランディ以来22年ぶりとなるアイルランド2冠を達成した。
経歴
[編集]2歳時にはアイルランドの2歳最強決定戦であるナショナルステークスに優勝。3歳時にはアイリッシュ2000ギニーとアイリッシュダービーに勝利して、グランディ以来22年ぶりにアイルランド2冠を達成した。
2冠を制した後は距離に不安があったため3冠最後のアイリッシュセントレジャーには向かわず、10ハロン路線のインターナショナルステークスへ向かった。インターナショナルステークスではボスラシャムやベニーザディップにこそ先着するが、シングスピールには後れをとり2着に敗れた。続くアイリッシュチャンピオンステークスでもアルハース以下を14馬身つきはなす走りを見せたが、前にはさらにピルサドスキーがおり、またもや2着であった。同レースをもって引退・種牡馬入りし、同期のイギリスダービー馬ベニーザディップと同様、いわゆる「ヴィンテージ世代」には勝つことが出来なかった。
2021年8月11日、死去[1]。27歳没。
種牡馬として
[編集]自身は距離不安によりアイリッシュセントレジャーを回避したが、産駒にはメルボルンカップ3連覇のマカイビーディーヴァや、ゴールドカップやロワイヤルオーク賞に優勝したミスターディノスなど長距離で活躍した馬もいる。なお、日本でも供用されたが、日本では地方競馬も含めて重賞勝ち馬を出せなかった。
主な産駒
[編集]- Makybe Diva(1999年生 メルボルンカップ3勝などG1競走7勝)
- Mr Dinos(1999年生 ゴールドカップ、ロワイヤルオーク賞)
- Desert War(2000年生 エプソムハンデキャップ2勝などG1競走5勝)
- Darsalam(2001年生 ラインラントポカル)
- Lachlan River(2001年生 クイーンズランドダービー)
- Chelsea Rose(2002年生 モイグレアスタッドステークス)
血統表
[編集]デザートキング (Desert King)の血統(ダンジグ系 / Northern Dancer 3×3=25%、Natalma 4×4×4=18.75%) | (血統表の出典) | |||
父 *デインヒル Danehill 1986 鹿毛 |
父の父 Danzig1977 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Pas de Nom | Admiral's Voyage | |||
Petitioner | ||||
父の母 Razy Ana1981 鹿毛 |
His Majesty | Ribot | ||
Flower Bowl | ||||
Spring Adieu | Buckpasser | |||
Natalma | ||||
母 Sabaah 1988 栗毛 |
Nureyev 1977 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Special | Forli | |||
Thong | ||||
母の母 Dish Dash1979 鹿毛 |
Bustino | Busted | ||
Ship Yard | ||||
Loose Cover | *ヴェンチア | |||
Nymphet F-No.1-k |
脚注
[編集]- ^ “Gone but not forgotten: Desert King’s awesome contributions to racing legend | Topics: Let's Elope, Aidan O'Brien, Danehill, Melbourne Cup, Makybe Diva”. Thoroughbred Racing Commentary. 2024年7月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post