トヨタ・カローラワゴン
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カローラワゴン(COROLLA WAGON)は、トヨタ自動車で生産されていたステーションワゴン型の乗用車である[1]。トヨタ・カローラの派生車種(カローラシリーズ)である。
日本国内初代(シリーズ通算4代目) E7#G型(1982年 - 1987年)
[編集]トヨタ・カローラワゴン(日本国内初代) (シリーズ通算4代目) KE73G / CE70G型 | |
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米国仕様 1.8L(フロント) | |
米国仕様 1.8L(TE73LG) (リア) | |
概要 | |
販売期間 | 1982年 - 1987年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 5ドアステーションワゴン |
駆動方式 | FR |
パワートレイン | |
エンジン |
直4 1.3L(ガソリン) 直4 1.8L(ディーゼル) |
変速機 | 5速 / 4速MT |
前 |
前:マクファーソンストラットコイル 後:リジッドリーフ |
後 |
前:マクファーソンストラットコイル 後:リジッドリーフ |
その他 | |
製造事業(委託)者 | ダイハツ工業 |
エンジンは当初、1.3Lの4K-U II型OHVガソリンエンジンのみの展開で、グレードは当初1300DXと1300GLの2種、トランスミッションは当初は4速MTのみ。最初のマイチェン時に5速MTを標準装備した1.8L、1C型SOHCディーゼルエンジン搭載の「1800GL」を追加。リアサスペンションはE70型バンと共通のリーフリジッドを採用し、ステアリング形式はガソリン車がラック&ピニオン、ディーゼル車はリサーキュレーティング・ボールをそれぞれ採用。
- 1982年5月 - 発売。
- 1983年8月 - 最初のマイナーチェンジ。ルーフを45mm高いミドルルーフとし、エンジンフード・フェンダー・ランプ類・インストルメントパネルのデザイン変更。ミラーをフェンダーミラーからドアミラー化。バンに搭載済みの1.8Lディーゼルエンジン車を追加設定。
- 1985年8月 - 2度目のマイナーチェンジ。1.8Lディーゼルエンジン(1C型)がパワーアップされた「1C-II」へと変更され、フロントグリル等の外観を小変更。セミフラットシートを採用。
日本国内2代目(シリーズ通算6代目) E9#G型(1987年 - 1991年)
[編集]トヨタ・カローラワゴン(日本国内2代目) (シリーズ通算6代目) EE97G / AE91G/ CE97G型 | |
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米国仕様 1.6L(AE92LG) 前期型 (フロント) | |
米国仕様 1.6L(AE92LG) 前期型 (リア) | |
概要 | |
販売期間 | 1987年 - 1991年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 5ドアステーションワゴン |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン |
直4 1.3L 直4 1.5L 直4 ディーゼル1.8L |
変速機 |
4速AT 5速 / 4速MT |
前 |
前:マクファーソンストラットコイル 後:リジッドリーフ (Gツーリングはデュアルリンクストラット) |
後 |
前:マクファーソンストラットコイル 後:リジッドリーフ (Gツーリングはデュアルリンクストラット) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2430 mm |
全長 | 4205 mm |
全幅 | 1655 mm |
全高 | 1425 - 1435 mm |
その他 | |
製造事業(委託)者 | ダイハツ工業 |
- 1987年8月 - バンと同時にモデルチェンジ。グレードは当初DX、GL、Gツーリングの3グレードでエンジンは1.3Lの2E型SOHC12バルブシングルキャブレターおよび1.5Lの5A-F型DOHC16バルブシングルキャブレターの2種類のガソリンエンジンを新規搭載したほか、横置き用に再設計された1.8Lディーゼルエンジンの1C型も搭載。ワゴンとしてはこの代よりAT仕様も設定される。
- 1989年5月 - マイナーチェンジ。1.5Gツーリングが5A-FE型ガソリンエンジンに変更。2E型ガソリンエンジンが電子制御キャブレターに変更。これに伴い1.5Gツーリングの廉価版にあたる1.5Lツーリングが追加され5A-F型エンジンが廃止された。
なお、欧州・豪州向けモデルは日本・北米向けモデルとは異なり、外板が6代目スプリンターと共通になっている。このモデルは日本では2代目スプリンターカリブとしてトヨタオート店で販売されていた。
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日本仕様 1989年5月改良型
日本国内3代目(シリーズ通算7代目) E10#G型(1991年 - 2002年)
[編集]トヨタ・カローラワゴン(日本国内3代目) (シリーズ通算7代目) EE10#G / AE10#G / CE10#G型 | |
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1995年5月改良型(フロント) | |
1997年5月改良型 1.6 Lツーリングリミテッド4WD | |
1997年5月改良型 1.6 Lツーリング リミテッドS 4WD | |
概要 | |
販売期間 | 1991年 - 2002年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 5ドアステーションワゴン |
駆動方式 | FF/4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
直4 1.5/1.6L 直4 ディーゼル2.0/2.2L |
変速機 |
4速 / 3速AT 6速 / 5速 / 4速MT |
前 |
前:マクファーソンストラットコイル 後:リジッドリーフ (ツーリングワゴン系はパラレルリンクストラット) |
後 |
前:マクファーソンストラットコイル 後:リジッドリーフ (ツーリングワゴン系はパラレルリンクストラット) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,465mm |
全長 | 4,260mm |
全幅 | 1,685mm |
全高 | 1,425mm |
車両重量 | 1,090kg |
その他 | |
データモデル | 前期型1.5 Gツーリング FF 4速AT |
製造事業(委託)者 | ダイハツ工業 |
系譜 | |
後継 |
トヨタ・カローラフィールダー (ツーリングワゴン) トヨタ・プロボックスワゴン (ビジネス/アシスタワゴン) |
- 1991年9月 - バンと同時にモデルチェンジ。
- 1993年5月 - 最初のマイナーチェンジ。LツーリングおよびGツーリングのリアドアウインドウをパワーウインドウ化、Gツーリングに電動格納ドアミラーを装備するなどの変更が行われた。
- 1994年1月 - 一部改良。ビジネスワゴンのガソリンエンジンがそれまでの3E-LU型に代わり、DOHC16バルブ(ハイメカツインカム)の5E-FE型に換装。ガソリンエンジンはすべてEFI化された。
- 1995年5月 - ツーリングワゴンが2度目のマイナーチェンジ。フロントラジエターグリルの花冠マークのエンブレムが廃止され、代わりに同社のCIロゴをあしらったフロントエンブレムへ変更される。これに伴い4A-FE型エンジン搭載の4WD車とディーゼル車がそれぞれ追加。このほか、セダンおよびレビンの各E110型へのフルモデルチェンジに伴うエンジン・ミッション・サスペンション等の主要コンポーネンツの変更などが挙げられる。同年8月にE110型カローラの欧州向けワゴンタイプ(日本では3代目スプリンターカリブとして発売)が登場したが、カローラ店ではE10#G型ワゴンを継続販売。CM出演者は永作博美。
- 1996年5月 - 一部改良。運転席エアバッグ・ABS(ツーリングワゴンシリーズのみ)を標準装備にした他、ツーリングワゴンシリーズに4A-GE型20バルブエンジン搭載のBZツーリングを追加。CM出演者はドラガン・ストイコビッチ・辻香緒里。
- 1997年5月 - ツーリングワゴンが3度目のマイナーチェンジ。助手席エアバッグを標準装備化、プリテンショナー・フォースリミッター付きシートベルトの採用など安全面の向上が行われた。後部座席ヘッドレストを分割式に変更、グリルガードが廃止される。BZツーリングは、3本スポークのステアリングになった他、MTを6速化。この時期のステーションワゴンブームに便乗して「カロゴン」の愛称がつき、グレードによって「ツーリングワゴン」と「ビジネスワゴン」に分かれる。CM出演者は篠原ともえ・ユースケ・サンタマリア[2]。
- 1998年4月 - ガソリン車が平成10年アイドリング規制に適合。ディーゼルエンジンが3C-E型2.2Lに変更されると同時に平成9年規制に適合。同時にビジネスワゴンにも助手席エアバッグ・ABS・プリテンショナー・フォースリミッター付きシートベルトが標準装備化される。
- 2000年8月7日 - マイナーチェンジにより、ビジネスワゴンをアシスタワゴンに改名。MT全車が5速化されたほか各部の安全性向上が図られ、ガソリンエンジン全車が「平成12年排出ガス基準25%低減レベル(G-LEV(☆))」を達成した。
- 2000年8月27日 - ツーリングワゴン販売終了。後継車はカローラフィールダー。
- 2002年7月1日 - アシスタワゴン販売終了。カローラワゴンシリーズは20年の歴史に終止符を打った。後継車はプロボックスワゴン。
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ハイルーフワゴン(TECS特装車)
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1995年5月改良型
(リア) -
1997年5月改良型 LツーリングリミテッドS 4WD
(リア) -
"1.8 XLi 4WD" AE103LG(リア、欧州)
脚注・出典
[編集]- ^ “トヨタ カローラ ツーリング | トヨタ自動車WEBサイト”. toyota.jp. 2022年2月6日閲覧。
- ^ このCMにて、期間限定ユニット「カロゴンズ」を結成し、CMソング歌唱およびCD発売を行った。