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トラントエカラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トラント・エ・カラント(Trente et Quarante)またはトラントカラント (Trente, Quarante) とはトランプゲームの名で、カジノゲームの一種である。「ルージュエノアール」とも呼ばれる。フランスイタリアモナコで人気がある。

基本ルール

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このゲームはトランプを使って行われる。

ディーラーが普通6組(この数はカジノによって異なる)のカードをよくシャッフルし、サボという特別のボックスに入れる。その中からディーラーは1枚ずつカードを取り出し、参加者に見えるよう表向きでそのカードを置く。テーブルには、ルーレットのものに似通った、何が出るかを賭けるラインがある。ディーラーは、カードの合計点数が30を超えるまで、ラインの黒のそばに(黒に賭けるところがある)並べていく。

参加者の賭け方は、ラインの点数が31に近いかどうか、また、「赤」か「黒」に賭けられる。

点数の数え方

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絵札は10点、それ以外のカードは表記されたランクと同じ点数である。Aは1点と数える。例えば、Kと4の合計は14点である。

ローカルルール

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カジノによっては、サレンダー(降伏)やアンプリゾン(もう1度チャンスを与えること)などがある。