ドゥルグ級コルベット
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ドゥルグ級コルベット | |
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基本情報 | |
艦種 | ミサイル・コルベット |
建造所 | ソビエト連邦 |
運用者 | インド海軍 |
就役期間 | 1976年〜2004年 |
同型艦 | 3隻 |
前級 | 露205型 (ヴィール級) |
次級 | 露12411E型 (ヴィール級) |
要目 | |
排水量 | 基準560トン / 満載660トン[1] |
全長 | 59.3メートル (195 ft) |
最大幅 | 12.6メートル (41 ft) |
吃水 | 2.4メートル (7.9 ft) |
主機 | M507ディーゼルエンジン×3基[1] |
推進器 | スクリュープロペラ×3軸 |
出力 | 25,996馬力 |
速力 | 32ノット |
航続距離 | 2,500海里 (12kt巡航時) |
乗員 | 60名 |
兵装 |
・70口径57mm連装速射砲×1基 ・4K33 短SAM連装発射機×1基 ・P-15M SSM 発射筒×4基 |
レーダー |
・MR-331 対水上捜索・SSM射撃指揮 ・MR-103 砲射撃指揮 ・2R33 短SAM射撃指揮 |
ドゥルグ級コルベット(英語: Durg-class corvette)は、インド海軍のコルベットの艦級。ソ連海軍が運用していた1234型小型ミサイル艦(ナヌチュカ型)をもとにした派生型で、ソビエト連邦の設計番号としては1234E型、またNATOコードネームではナヌチュカII型(Nanuchka-II class)と称される[1][2][3]。
基本設計はオリジナルの1234型と同様だが、艦対艦ミサイルは、P-120からP-15Mにダウングレードされている。これに伴い、火器管制レーダーもMR-331「ラングアウト」(スクエア・タイ)に変更された[2][3]。
3隻が1976年から1978年にかけて輸入されたが、インド引渡までの間、便宜的にソ連海軍の名称が付された。全艦すでに退役済である。
同型艦
[編集]# | 艦名 | 起工 | 進水 | 就役 | 退役 | 引渡前の名称 |
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K71 | ヴィジャイドゥルグ INS Vijaydurg |
1974年 5月31日 |
1976年 4月16日 |
1976年 12月25日 |
2002年 9月30日 |
Uragan |
K72 | シンドゥドゥルグ INS Sindhudurg |
1975年 1月22日 |
1976年 10月2日 |
1977年 5月29日 |
2004年 9月24日 |
Priboy |
K73 | ホスドゥルグ INS Hosdurg |
1975年 6月23日 |
1977年 4月14日 |
1978年 1月15日 |
1999年 6月5日 |
Priliv |
参考文献
[編集]- ^ a b c Richard Sharpe, ed (1989). Jane's Fighting Ships 1989-1990. Janes Information Group. p. 259. ISBN 978-0710608864
- ^ a b Bernard Prezelin (1990). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 1990-1991. Naval Institute Press. p. 240. ISBN 978-0870212505
- ^ a b Robert Gardiner, ed (1996). Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995. Naval Institute Press. p. 176. ISBN 978-1557501325